真田町

真田町について

真田町は、かつて長野県東部の小県郡に存在した町です。2006年3月6日に上田市、丸子町、武石村と合併し、新しい上田市の一部となりました。この地域は、戦国時代に活躍した真田氏の発祥の地としても知られています。

地理

真田町は、東西約19.6km、南北約17.2kmの逆台形型をしており、北部に位置する菅平高原は標高約1,300mです。菅平高原は、夏はラグビー、冬はスキーなどのスポーツが盛んで、冷涼な気候を利用した高原野菜の栽培も行われています。

山々: 四阿山、烏帽子岳、根子岳、鏡台山、太郎山といった山々に囲まれています。
河川: 神川、傍陽川、洗馬川、大洞川、渋沢川、角間川、大沢川などの河川が流れています。

隣接していた自治体:

長野県：長野市、上田市、東御市、須坂市、千曲市、埴科郡坂城町
群馬県：吾妻郡嬬恋村

土地利用:

農用地：18.29km2 (10.1%)
森林：147.45km2 (81.1%)
原野：0.02km2 (0%)
河川等：1.61km2 (0.9%)
道路：3.15km2 (1.7%)
宅地：3.81km2 (2.1%)
その他：7.57km2 (4.1%)

歴史

真田町は、戦国時代に武田氏の家臣であった真田氏が台頭した地であり、豊臣政権時代に大名化し、近世大名として存続しました。

沿革:

1958年10月1日：長村、傍陽村、本原村が合併し、真田町が発足しました。町名は公募により決定しましたが、旧長村地区に「真田」という大字名があったこと、そして真田氏発祥の地であることが由来として有力視されています。
2006年3月6日：上田市、丸子町、武石村と合併し、新しい上田市が発足。真田町役場は上田市役所真田地域自治センターに改称されました。

友好都市:

和歌山県伊都郡九度山町（1977年姉妹都市締結）
スイス連邦ダボス町（1976年姉妹都市締結）

産業

農業と観光が基幹産業です。

交通

真田町へのアクセスは、上田市経由が一般的ですが、長野市から県道35号線を経由して峠を越えて行くこともできます。

鉄道:

真田町には鉄道は通っていません。上田駅（JR東日本北陸新幹線、しなの鉄道線、上田電鉄別所線）から路線バスを利用します。かつては上田交通真田傍陽線が上田駅と真田町の真田駅、傍陽駅を結んでいましたが、1972年に廃止されました。

バス:

国道144号沿いにバス停があり、バス停名は「真田自治センター入口」となっています。

道路:

国道144号
国道406号
長野県道4号真田東部線
長野県道34号長野菅平線
長野県道35号長野真田線
長野県道158号傍陽菅平線
長野県道175号矢沢真田線
長野県道176号下原大屋停車場線
長野県道182号菅平高原線

最寄りの高速道路IC: 上信越自動車道上田菅平IC（上田市）

名所・観光地

菅平高原：スポーツやレジャーが楽しめる高原地帯です。
上信越高原国立公園：豊かな自然が広がります。
真田温泉、千古温泉、角間温泉：温泉地として知られています。
千古の滝：美しい滝です。
真田氏館、真田本城：真田氏ゆかりの史跡です。

女子サッカー

大原学園JaSRA女子サッカークラブが、「サニアパーク菅平」を本拠地としていました。

関連項目

長野県の廃止市町村一覧

外部リンク

* 真田町（2006/05/10アーカイブ） - 国立国会図書館Web Archiving Project

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