石塚勲

石塚勲（いしづか いさお）は、1936年9月30日に生まれ、日本の航空自衛官として活躍した人物です。最終階級は空将で、第21代航空幕僚長を務めました。秋田県出身で、防衛大学校の3期生として卒業後、航空自衛隊に入隊しました。

自衛隊でのキャリアは、1959年3月に1等空曹から始まり、1970年7月に3等空佐、1974年7月に2等空佐へと昇進を重ねました。その後も順調に昇進し、1978年7月に1等空佐、1981年2月には自衛隊埼玉地方連絡部長に就任。1983年3月には航空幕僚監部防衛部運用課長、1984年3月には同防衛課長を務めました。同年7月には空将補に昇任しています。

その後、1985年3月には航空幕僚監部人事教育部副部長、1986年3月には第2航空団司令兼千歳基地司令に就任。1987年7月には航空幕僚監部防衛部長に就任するなど、要職を歴任しました。1988年7月には空将に昇任し、中部航空方面隊司令官、1990年7月には第2代航空支援集団司令官、1991年7月には第26代航空総隊司令官を歴任しました。

1992年6月には、第21代航空幕僚長に就任し、航空自衛隊のトップとしての重責を担いました。1994年7月に退官するまで、その職務を全うしました。退官後もその功績は高く評価され、2008年11月には瑞宝重光章を受章しています。また、1993年にはアメリカ合衆国からリージョン・オブ・メリットコマンダーを、タイ王国から勲一等タイ王冠勲章を授与されています。

石塚勲は、長年にわたり日本の航空自衛隊の発展に貢献した人物として、その功績は広く知られています。

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