石川県総務部

石川県総務部について

石川県総務部は、県庁組織において知事の直轄下にある重要な部局です。1948年の内務省解体と地方自治法改正を機に、内務部から改組されました。県政の円滑な運営を支えるため、幅広い分野で重要な役割を担っています。

主な職務

総務部の職務は、石川県部制条例によって詳細に定められています。主な業務内容は以下の通りです。

人事・組織: 職員の採用、人事異動、給与、研修など、職員に関する総合的な業務を行います。
議会・行政: 県議会との連携、県政全般に関する事務、条例の立案などを行います。
財政: 県の予算編成、税務、財政運営に関する業務を行います。
市町支援: 県内の市町村の行政運営をサポートし、連携を強化します。
防災・安全: 県民の安全確保のための防災対策、危機管理を行います。
その他: 他の部局に属さない業務、全庁的な政策の調整を行います。

組織構成

総務部には、以下の課が設置されています。

秘書課

知事の秘書業務、皇室関連の儀式、報道機関との連携を担当します。

総務課

公印の管理、文書の受付・発送・保管、情報公開、個人情報保護、法令審査、宗教法人、私立学校、人権施策、県公立大学法人に関する業務を行います。また、部内の連絡調整や、他の部局に属さない事務も担当します。

人事課

職員の叙位、叙勲、研修、給与、福利厚生、公務災害補償など、職員の人事に関わる業務を総合的に行います。

行政経営課

行財政改革、組織・権限の見直し、職員定数の管理、地方分権、行政不服審査、政策課題の調整、危機管理、外部監査など、県政運営の効率化と透明化を図るための業務を行います。

デジタル推進課

県全体のデジタル化戦略の策定、行政のデジタル化推進、情報システムの整備・運用、地域情報通信基盤の整備など、情報技術を活用した県政の高度化を推進します。

財政課

県の財政計画、予算編成、予算執行の監察、地方交付税、県債、基金管理、県関係公社等の管理など、県の財政運営に関する重要な業務を担います。

管財課

公有財産の管理、県有財産の有効活用、庁用自動車の管理、庁舎の維持管理、物品の出納・保管・購入など、県庁の財産管理と維持に関する業務を行います。

税務課

税務に関する業務を行います。

市町支援課

市町村の行政運営への助言、市町村合併の推進、住民基本台帳、住居表示整備、市町村職員共済組合の指導監督、市町村財政の支援、地方交付税、地方譲与税に関する業務を行い、市町村をサポートします。また、自衛官募集や県総合事務所に関する業務も担当します。

まとめ

石川県総務部は、県庁の中枢として、県政の幅広い分野を支えています。職員の人事から財政、デジタル化推進、市町村支援まで、多岐にわたる業務を通じて県民生活の安定と向上に貢献しています。県民にとって、総務部は県政を円滑に進める上で欠かせない存在です。

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