石川県道232号若部千里浜インター線

石川県道232号若部千里浜インター線

石川県道232号若部千里浜インター線（いしかわけんどう232ごう わかべちりはまインターせん）は、石川県羽咋市内に位置する一般県道です。羽咋市の市街地を縦断し、国道や地域主要道路、さらにはのと里山海道へと接続する、地域にとって重要な役割を担う路線です。

路線概要

この路線の起点は、羽咋市本江町にあるリ3番8地先の本江町交差点で、国道159号と交差しています。終点は、羽咋市千里浜町タ1番26地先にあるのと里山海道の千里浜インターチェンジ（IC）です。

路線は起点を出発後、まずは西へと向かいます。羽咋市堀替新町付近では、邑知潟に注ぐ飯山川を堀替大橋で渡り、その後は川に沿うように南下します。羽咋市尾長町からは再び進行方向を西に変え、JR七尾線を的場跨線橋（この橋は2009年11月14日に開通しました）で立体交差して越え、羽咋市の中心市街地へと入っていきます。

市街地に入ると、JR七尾線の羽咋駅前を通過し、川原町交差点へと至ります。さらに進み、同市中央町南交差点で国道249号（ここは国道471号の起点であり、石川県道2号七尾羽咋線の終点でもあります）と合流し、しばらく共に南下します。その後、同市兵庫町交差点で西方へ向きを変え、そのまま進むと最終目的地である、のと里山海道の千里浜ICに到達し、路線は終了します。

歴史

この路線の歴史は、1960年（昭和35年）10月15日に「若部川原線」として石川県に路線認定されたことに始まります。現在の「若部千里浜インター線」という名称に変更されたのは、2010年（平成22年）10月29日のことです。この名称変更は、県道の区間が当時の能登有料道路（現：のと里山海道）の千里浜ICまで延伸されたことに伴い、区域変更と併せて告示されました。石川県道において、路線名の変更が行われたのは、1994年（平成6年）4月1日に現在の石川県道58号鶴来美川インター線が「道法寺源兵衛島美川線」から改称されて以来、実に16年6か月ぶりの出来事でした。

接続する主な道路

この県道は、そのルート上で以下の主要な道路と接続しています。

羽咋広域農道（羽咋市上江町・上江町交差点で接続）
石川県道293号羽咋巌門自転車道線（羽咋市的場町付近で交差）
国道249号（国道471号起点、石川県道2号七尾羽咋線終点）（羽咋市中央町・中央町南交差点で合流）
国道249号、国道415号（羽咋市兵庫町・兵庫町交差点で接続）
のと里山海道千里浜IC（羽咋市千里浜町：終点、高速道路へ接続）

なお、終点である千里浜ICのすぐ西側には千里浜海岸が広がっており、有名な千里浜なぎさドライブウェイとも近接しています。

沿線の主な施設

沿線には、地域住民の生活や公共サービスに不可欠な様々な施設が点在しています。

羽咋市立瑞穂小学校
公立羽咋病院
JR七尾線 羽咋駅
羽咋市役所
羽咋警察署
羽咋消防署
羽咋市立羽咋中学校
北鉄能登バス 羽咋営業所

これらの施設へのアクセス道路としても、石川県道232号は重要な役割を担っています。

関連項目

石川県の県道一覧

もう一度検索