石橋祐

石橋祐（いしばし ゆう）は、1963年11月16日生まれの日本の俳優です。東京都出身で、日本大学芸術学部演劇学科演技コースを卒業しました。当初はトップコートに所属していましたが、その後クオーレに移籍し、現在は株式会社レ・ブリアン（Les Brillants）に所属しています。

身長179cmと恵まれた体格を持ち、舞台、映画、テレビドラマと幅広い分野で活躍しています。大学在学中には劇団ショーマに主要メンバーとして参加し、1993年に退団するまで劇団の中心的な存在でした。その後は、俳優としての活動と並行して、2003年からトップコート俳優養成スクールArtist&Artistの主任講師を務め、成宮寛貴、中村倫也、高橋努、田島優成、松坂桃李、佐々木希など、数々の人気俳優を育成しました。

石橋祐の出演作品は多岐に渡ります。映画では、『不可思議物語 〜猫はよく朝方に帰ってくる〜』（1988年）や『眠らない街 新宿鮫』（1993年）、『ホワイトアウト』（2000年）などに出演し、個性的な役柄を演じています。

テレビドラマでは、1989年の『火曜サスペンス劇場 ヴァージン・ロード』を皮切りに、『代表取締役刑事』や『世にも奇妙な物語』など、数多くの作品に出演。特に『相棒』シリーズでは、複数の役を演じており、その演技力が高く評価されています。その他、『はみだし刑事情熱系』、『流転の王妃・最後の皇弟』、『神はサイコロを振らない』など、数々の話題作に出演しています。

舞台俳優としても豊富な経験を持ち、1991年の『天国から北へ3キロ』をはじめ、『プリズンホテル』（1993年）、『欲望という名の電車』（2001年）、『ミュージカル ファントム』（2010年）、『地獄のオルフェウス』（2012年）、『マクベス』（2016年）など、幅広いジャンルの舞台に出演しています。また、『Being at home with Claude 〜クロードと一緒に〜』（2019年）では、刑事役を演じ、その存在感を示しました。

CM出演も多く、ロッテリア「カツレツバーガー」や東芝「春のキャンペーン」、サッポロビール「キリッと生粋」など、様々な企業のCMに起用されています。ラジオCMでは、サッポロビール「麦とホップthe GOLD」のナレーションを担当しました。

石橋祐は、その幅広い演技力と豊かな表現力で、多くの観客を魅了し続けています。俳優としての活動だけでなく、後進の育成にも力を注いでおり、日本の演劇界に大きく貢献していると言えるでしょう。

主な出演作品

映画:
不可思議物語 〜猫はよく朝方に帰ってくる〜（1988年）
眠らない街 新宿鮫（1993年）
ホワイトアウト（2000年）
亡国のイージス（2005年）

テレビドラマ:
火曜サスペンス劇場 ヴァージン・ロード（1989年）
代表取締役刑事（1990年・1991年）
世にも奇妙な物語
相棒（2002年-2013年）
神はサイコロを振らない（2006年）
JIN-仁- 完結編（2011年）

舞台:
天国から北へ3キロ（1991年）
プリズンホテル（1993年）
ミュージカル ファントム（2010年）
マクベス（2016年）
Being at home with Claude 〜クロードと一緒に〜（2019年）

CM:
ロッテリア 「カツレツバーガー」
サッポロビール 「キリッと生粋」
東京ガス「夢を叶えるカツカレー』篇

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