磯鶏駅

磯鶏駅（そけいえき）

磯鶏駅は、岩手県宮古市磯鶏石崎に位置する、三陸鉄道リアス線の駅です。駅の愛称は「松原の想い出」として親しまれています。

歴史

この駅は、1935年（昭和10年）11月17日に鉄道省山田線の駅として開業しました。1947年（昭和22年）8月8日には、昭和天皇の戦後巡幸の際、お召し列車が当駅から釜石駅まで運行されたという歴史があります。

その後、1981年（昭和56年）3月24日に貨物の取り扱いが廃止され、1984年（昭和59年）2月1日には荷物扱いも廃止、同時に無人化されました。磯鶏駅長も廃止され、宮古駅長の管理下となりました。国鉄分割民営化に伴い、1987年（昭和62年）4月1日からは東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となりました。

2011年（平成23年）3月11日には、東日本大震災により営業が休止されましたが、2019年（平成31年）3月23日に宮古駅 - 釜石駅間が復旧すると同時に、三陸鉄道に移管され、リアス線の駅として再スタートを切りました。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。かつては、当駅からラサ工業宮古工場の専用線が接続しており、そこでは現在大井川鐵道で活躍しているC10 8などが使用されていました。

利用状況

宮古市の統計によると、2021年度（令和3年度）の1日平均乗車人員は41人です。三陸鉄道に移管されてからの乗車人員の推移は以下の通りです。

2019年度：46人
2020年度：38人
2021年度：41人

駅周辺

駅周辺は住宅地と、三陸の自然が残る地域です。駅の近くには、かつて専用線が伸びていたラサ工業の工場跡地も残っています。

隣の駅

三陸鉄道

■リアス線

八木沢・宮古短大駅 - 磯鶏駅 - 宮古駅

その他

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三陸鉄道
磯鶏駅：三陸鉄道 公式サイト

この情報は、記事本文、宮古市の統計、三陸鉄道公式サイトなどを参照して作成しました。

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