神埼町

佐賀県神埼町（かんざきちょう）

佐賀県の東部、神埼郡の中央に位置していた神埼町は、南北に13.16km、東西に6.2kmの長方形の形状を持つ町でした。キャッチコピーは「歴史と未来がひびきあうまち…かんざき」であり、その名の通り、歴史と文化、自然が調和した地域でした。

2006年3月20日に、神埼郡の脊振村と千代田町と合併し、神埼市が誕生したため、神埼町は廃止されました。

地理

町の大部分は筑紫平野に位置しており、北端は筑紫山地にかかっています。町の中心部を北から南へ城原川が流れ、その東岸に市街地が広がっていました。

山

土器山（八天山）：標高430m
城山：標高196m
日の隈山：標高148m

河川

城原川
田手川
三本松川
馬場川
中地江川

隣接していた市[[町村]]

佐賀市
神埼郡千代田町
神埼郡吉野ヶ里[[町]]
神埼郡脊振村

歴史

近現代

1889年（明治22年）4月1日：町村制施行により神埼村が発足。
1893年（明治26年）7月1日：神埼村が町制施行し神埼町となる。
1949年（昭和24年）5月22日：昭和天皇が戦後巡幸で町内を訪問。佐賀製蝋で木蝋の生産を視察。
1955年（昭和30年）3月31日：西郷村、仁比山村と合併し、新たな神埼町が発足。
2006年（平成18年）3月20日：神埼郡脊振村、千代田町と合併し神埼市が発足。同日神埼町は廃止。

行政

町長（最終）：松本茂幸（2005年3月～2006年3月19日）

経済

産業

神埼町には、ヤクルト佐賀工場やトヨタ紡織九州佐賀工場などの主要企業がありました。

姉妹都市・提携都市

海外：慶州市（大韓民国慶尚北道）
2000年4月25日：友好親善都市宣言

地域

教育

大学

西九州大学

高等学校

佐賀県立神埼高等学校
佐賀県立神埼清明高等学校

小・中学校

神埼町立神埼中学校
神埼町立神埼小学校
神埼町立西郷小学校
神埼町立仁比山小学校

交通

空港

佐賀空港（川副町）：車で約45分
福岡空港（福岡市）：車で約45分

鉄道路線

九州旅客鉄道長崎本線：神埼駅
佐賀駅まで2駅、約9分
博多駅まで約1時間

高速バス路線

長崎自動車道神埼バスストップ

道路

高速道路：長崎自動車道東脊振インターチェンジ（東脊振村）が近接。

一般国道
国道34号
国道385号
主要地方道
佐賀県道21号三瀬神埼線
佐賀県道31号佐賀川久保鳥栖線
佐賀県道48号佐賀外環状線

名所・旧跡・観光スポット

櫛田宮
九年庵
仁比山神社
仁比山公園
宝珠寺
吉野ヶ里歴史公園
屋根のない博物館

特産品

神埼そうめん：神埼そうめん協同組合により2006年に地域団体商標登録されています。機械製造技術は「佐賀マイスター製法」として認定されています。

百選

水の郷百選：「歴史と未来がひびきあうまち…かんざき」
遊歩百選：「弥生の里から水の郷」

出身有名人

木村庄之助 (30代)（相撲立行司）
伊東玄朴（東京大学医学部の祖、蘭方医）
佐藤允（俳優）
野中信吾（元プロ野球選手）
陣内孝雄（参議院議員、法務大臣）

関連項目

佐賀県の廃止市[[町村]]一覧

外部リンク

神埼町 - ウェイバックマシン（2007年2月7日アーカイブ分）
神埼・千代田・脊振3町村合併協議会
国土地理院発行2万5千分の1地形図 久留米西部（北西）

もう一度検索