神戸長田出入口

阪神高速31号神戸山手線 神戸長田出入口の詳細

神戸長田出入口は、兵庫県神戸市長田区にある阪神高速31号神戸山手線のハーフインターチェンジです。北神戸線方面へのアクセスのみが可能なため、注意が必要です。特徴的なのは、神戸長田トンネルという地下トンネルの中に設置されている点です。

名称の由来と位置

インターチェンジの名称に「神戸」が付いているのは、同じ長田区内に存在する13号東大阪線長田出入口と区別するためです。地理的には、神戸市街地の西側に位置し、複数の主要道路と接続しています。

構造と料金

神戸長田出入口は、2ブースの料金所を備えています。その内訳はETC専用レーンが1ブース、ETC・一般車両共用レーンが1ブースです。出口は右側、追越車線側に分岐しており、分岐後には急カーブがあるため、十分な注意が必要です。案内標識では、「神戸 長田」とスペースを入れて表記されている場合もあります。

接続道路と周辺環境

このインターチェンジは、兵庫県道21号神戸明石線（旧神明）と国道28号に接続しています。周辺には、高速長田駅（阪神電鉄神戸高速線）、長田駅（地下鉄西神・山手線）、長田区役所、長田警察署などの公共施設に加え、西代蓮池公園、兵庫県立文化体育館といった公共施設、神戸常盤大学短期大学部、神戸常盤女子高等学校、神戸村野工業高等学校などの教育機関も立地しています。新湊川も近くを流れています。

歴史と変遷

神戸長田出入口は、2003年8月26日、当出入口から白川JCT間の開通に伴い供用を開始しました。その後、2011年8月22日から2012年10月15日にかけて、神戸明石線の復旧工事のため、入口が長期にわたって閉鎖されました。出口についても、2013年2月15日まで閉鎖されていました。

注意点と制限

神戸長田出入口と湊川JCTの間は、新湊川の川底付近を通る水底トンネルとなっています。このため、危険物積載車両の通行は禁止されており、これらの車両は神戸長田出入口で高速道路を流出する必要があります。また、3号神戸線（柳原出入口）との乗り継ぎ制度は廃止されているため、3号神戸線に再流入する場合は、改めて通行料金を支払う必要があります。出口の分岐部が急カーブになっているため、速度を落として慎重に走行することが求められます。

隣接インターチェンジ

湊川JCT
妙法寺出入口
白川南出入口
白川JCT

まとめ

神戸長田出入口は、地理的条件や歴史的経緯、そして周辺環境などから、複雑な特徴を持つインターチェンジです。利用する際には、上記の注意点に十分留意し、安全運転を心がけてください。特に、危険物積載車両や3号神戸線からの乗り継ぎを予定しているドライバーは、事前に情報を確認しておくことが重要です。

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