神戸常盤大学短期大学部

神戸常盤大学短期大学部について

概要

神戸常盤大学短期大学部は、兵庫県神戸市長田区に位置する私立の短期大学で、1967年に設立されました。運営は学校法人玉田学園が担っており、大学の略称は「神戸常盤」と呼ばれています。この大学は1908年に設立された私立家政女学校を前身とし、その後、神戸常盤女子高等学校が開校され、1951年に学校法人が設立されました。長い歴史を持つこの大学は、職業教育に注力し、実践的なカリキュラムを提供しています。

学科と教育の特徴

当大学には、学生のニーズに応えるために、幼児教育学科と口腔保健学科の2つが設置されています。幼児教育学科は、保育士を目指す学生を育成し、口腔保健学科では歯科衛生士を養成しています。これらの学科は、専門知識と技術を身に付けたエキスパートの育成に特化しており、看護学科の通信教育部も存在します。この看護学科は、特に大学入学資格があり、准看護師資格を取得した後、10年以上の実務経験が求められる独自のカリキュラムを採用しています。

建学の精神

神戸常盤大学短期大学部が掲げる建学の精神は、「学問と実践を結び付け、有能な職業人を育成すること」です。この理念に基づき、学生は理論だけでなく、実践的なスキルを学び、社会で即戦力となる人材として育っていきます。

学生生活

学生生活も充実しており、様々なクラブ活動やサークルが存在します。体育系クラブには、バドミントンやバレーボール、テニス、バスケットボールなどがあり、文化系クラブではボランティア活動や軽音楽、演劇、美術などが盛んです。また、毎年開催される「常盤祭」は、学生の創造性を発揮できる場として人気があります。

交通アクセス

キャンパスへのアクセスは、阪神電気鉄道や山陽電気鉄道の西代駅から徒歩約10分、またJR神戸線や神戸市営地下鉄海岸線の新長田駅からも北へ徒歩15分の距離に位置しています。

卒業後の進路

卒業生の進路は多岐にわたります。幼児教育学科を卒業した学生は主に保育士として保育所や幼稚園に勤務します。口腔保健学科の卒業生は病院や診療所で歯科衛生士として活躍し、看護学科からは多くの卒業生が医療機関に就職しています。特に、神戸大学医学部附属病院や淀川キリスト教病院などでの就職実績があります。

国際交流と地域貢献

神戸常盤大学短期大学部は、国際交流にも力を入れており、ネパールの大学との連携を通じた留学生の受け入れや研修生派遣制度を実施しています。地域貢献活動としては、医療や福祉に関連するイベントの開催や、生活習慣病のチェックサービスなどがあります。

このように、神戸常盤大学短期大学部は、確かな教育と充実した学生生活を提供し、学生一人ひとりの成長を支援しています。

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