福岡県道26号北九州芦屋線

福岡県道26号北九州芦屋線

福岡県道26号北九州芦屋線は、福岡県北九州市若松区から遠賀郡芦屋町に至る主要地方道であり、北九州市都市計画道路の一部を構成しています。この道路は、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、北九州市若松区鴨生田一丁目を起点とし、遠賀郡芦屋町大字芦屋を終点としています。起点の鴨生田交差点では、国道199号と接続しており、南下する国道199号の代替路として機能しています。若松区内では、住宅地である高須地区を経由し、江川を渡ると北九州市八幡西区に入ります。その後、北九州市営バス向田営業所前を通り、曲川を渡って遠賀郡水巻町猪熊地区に入ります。水巻町から遠賀川に架かる御牧大橋（全長500m）を渡ると、遠賀郡遠賀町の北端である島津地区を通過します。最後に西川を越え、芦屋町に入り、堤防を越えて芦屋ボートレース場前交差点が終点となります。

全線にわたり片側2車線が確保されており、交通量は多いものの、比較的スムーズな通行が可能です。路線全体の大部分は北九州市若松区が占めており、他の自治体の区間は短いのが特徴です。特に八幡西区の通過区間はごくわずかです。

路線データ

起点: 福岡県北九州市若松区鴨生田1丁目（鴨生田交差点、国道199号交点、福岡県道277号頓田二島線終点）
終点: 福岡県遠賀郡芦屋町大字芦屋（芦屋浜口南交差点、国道495号交点、福岡県道285号浜口遠賀線終点）

歴史

1993年（平成5年）
4月1日：路線認定。当時の福岡県道26号北九州芦屋福岡線のうち、遠賀郡芦屋町から福岡市東区までの区間が国道495号に昇格したことに伴い、残った北九州市若松区から遠賀郡芦屋町までの区間が同日付けで県道として認定されました（路線番号は変更なし）。
5月11日：建設省により、県道北九州芦屋線が主要地方道「北九州芦屋線」として指定されました。

路線状況

この県道は、地域住民の生活道路として重要な役割を果たしており、沿線には様々な施設や住宅地が点在しています。

道路施設

この路線には、以下の橋梁が含まれています。

廻川橋（新法寺川、北九州市若松区）
払川大橋（北九州市若松区）
正の江橋（坂井川、北九州市若松区）
思楽橋（北九州市若松区）
向田橋（江川、北九州市若松区 - 北九州市八幡西区）
曲川大橋（曲川、北九州市八幡西区 - 遠賀郡水巻町）
御牧大橋（延長500 m、遠賀川、遠賀郡水巻町 - 遠賀郡遠賀町）
西川新橋（西川、遠賀郡遠賀町 - 遠賀郡芦屋町）

地理

通過する自治体

この県道は、以下の自治体を通過します。

北九州市（若松区 - 八幡西区）
遠賀郡水巻町
遠賀郡遠賀町
遠賀郡芦屋町

交差する道路

この県道は、複数の主要道路と交差しており、地域内の交通ネットワークにおいて重要な役割を果たしています。

沿線

沿線には、以下のような施設があります。

若松区役所島郷出張所
二島西公園
福岡障害者職業能力開発校
北九州市立高須中学校
北九州市営バス向田営業所
遠賀川（御牧大橋で越える）
芦屋競艇場
航空自衛隊芦屋基地

脚注

この県道の情報に関する出典元や詳細な情報は、以下の関連情報を参照してください。

関連項目

福岡県の県道一覧

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