福岡県道550号浜新建堅粕線

福岡県道550号浜新建堅粕線

福岡県道550号浜新建堅粕線は、福岡市東区箱崎7丁目から博多区堅粕1丁目を結ぶ、全長約4.5kmの主要な一般県道です。この路線は、福岡市東部と博多区を結ぶ重要な役割を担っており、地域住民の生活に欠かせない道路となっています。

概要

この県道は、起点の名島橋西交差点から箱崎3丁目交差点までの区間は、道幅が狭く、生活道路のような様相を呈しています。しかし、箱崎3丁目交差点から終点の堅粕1丁目交差点までの約2.5kmの区間は、「妙見通り」という愛称で親しまれており、片側2車線の幹線道路として整備されています。この区間は、福岡市と糟屋郡久山町方面を結ぶ重要なルートとなっており、交通量が非常に多いのが特徴です。

「妙見通り」の名称は、パピヨン通り・吉塚通りとの交差点である妙見交差点を通ることに由来しています。この交差点は、交通の要所となっており、常に多くの車が行き交っています。

路線データ

起点: 福岡市東区箱崎7丁目（名島橋西交差点、国道3号交点）
終点: 福岡市博多区堅粕1丁目（堅粕1丁目交差点、国道3号交点、国道202号起点、福岡県道510号博多停車場東本町線終点）
通称: 妙見通り
重複区間: 福岡県道21号福岡直方線（福岡市東区箱崎3丁目・九大正門入口交差点 - 福岡市東区箱崎3丁目・箱崎3丁目交差点）

路線状況

この県道は、起点の名島橋西交差点から西鉄貝塚線と交差するまでは、住宅街の中を抜けるようなルートを通ります。その後、鹿児島本線と並行して南に進み、福岡高速4号粕屋線の下を通り、九州大学箱崎キャンパスの脇を通りながら、狭い道を南西に進みます。

箱崎新道との交差点を左折し、箱崎3丁目交差点から妙見通りに入ると、道路は一変し、片側2車線の幹線道路となります。妙見通りは、鹿児島本線と再び並行しながら南南西に進み、約2.5km先の堅粕1丁目交差点が終点となります。

地理

この県道は、福岡市の東部と博多区を結ぶ、重要な役割を担っています。沿線には、住宅地だけでなく、大学や駅、商業施設などが点在しており、生活に密着した道路です。

通過する自治体は、福岡市（東区 - 博多区）です。

交差する道路と鉄道

交差する道路: 国道3号、福岡県道21号福岡直方線など
交差する鉄道: 西鉄貝塚線

沿線

この県道の沿線には、以下の施設があります。

福岡市地下鉄箱崎線・西鉄貝塚線 貝塚駅
西日本鉄道 多々良車両基地
九州大学（箱崎キャンパス）
JR九州鹿児島本線 箱崎駅
筥崎宮
福岡県粕屋総合庁舎
東公園
西鉄バス吉塚自動車営業所
JR九州鹿児島本線・篠栗線 吉塚駅
ブランチ博多パピヨンガーデン（旧・パピヨンプラザ）
福岡県立博多青松高等学校
福岡県立福岡高等学校

これらの施設は、地域住民の生活や文化に深く関わっており、県道550号が地域にとって重要な役割を果たしていることを示しています。

まとめ

福岡県道550号浜新建堅粕線は、福岡市東区と博多区を結ぶ、地域にとって重要な道路です。特に「妙見通り」の区間は、交通量が多く、地域間の移動を支える重要な役割を担っています。沿線には様々な施設が点在しており、生活に欠かせない道路として、今後も重要な役割を果たしていくことでしょう。

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