福島県道・茨城県道195号下関河内小生瀬線

福島県道・茨城県道195号下関河内小生瀬線について

福島県道・茨城県道195号下関河内小生瀬線は、福島県東白川郡矢祭町を起点とし、茨城県久慈郡大子町に至る一般県道です。この道路は、両県の県境を跨いでおり、地域間の交通を担う重要な役割を果たしています。

路線データ

起点: 福島県東白川郡矢祭町下関河内字沼ケ沢（国道349号交点）
終点: 茨城県久慈郡大子町前田（国道461号、茨城県道33号常陸太田大子線交点）
総延長: 11.818 km
福島県区間：4.522 km
茨城県区間：7.296 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 11.818 km
自動車交通不能区間延長: なし

この路線は、福島県側と茨城県側でそれぞれ異なる風景を見せてくれます。福島県側は、起点付近の平坦な田園地帯から始まり、山間部へと進むにつれて急峻な地形へと変化します。一方、茨城県側は比較的穏やかな山間部の谷に沿って道路が伸びています。

歴史

この路線の前身は、1943年（昭和18年）に路線認定された袋田東館線です。現在の県道下関河内小生瀬線としては、1959年（昭和34年）8月31日に福島県によって、同年10月14日に茨城県によってそれぞれ県道路線に認定されました。これにより、福島県矢祭町下関河内と茨城県大子町小生瀬を結ぶ県道が誕生しました。

1943年（昭和18年）10月29日：袋田東館線が路線認定
1959年（昭和34年）8月31日：福島県が県道路線として認定
1959年（昭和34年）10月14日：茨城県が県道路線として認定
1969年（昭和44年）7月3日：茨城県内の狭隘区間の道路改良が完了

路線状況

福島県側の矢祭町山下地内には、幅員が狭くヘアピンカーブが連続する区間があり、大型車両の通行が困難となっています。この区間は、運転には注意が必要です。

橋梁

檜山橋
全長：28.6m
幅員：6.0m
竣工：1972年
矢祭町下関河内にて久慈川水系小田川を渡る橋で、対向2車線で歩道は設置されていません。

地理

福島県側では、起点から約1.5kmまでは平坦な田園地帯が広がりますが、その後は山間部に入り、標高180m～300m前後のアップダウンが続きます。茨城県側は、山間部の谷に沿って道路が伸びており、比較的緩やかな地形となっています。

通過する自治体

福島県
東白川郡矢祭町
茨城県
久慈郡大子町

交差する主な道路

茨城県道22号北茨城大子線（大子町小生瀬）

沿線

スパ袋田ゴルフクラブ（久慈郡大子町外大野）

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

福島県の県道一覧
* 茨城県の県道一覧

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