福島県道372号須賀川二本松自転車道線

福島県道372号須賀川二本松自転車道線、通称「みちのく自転車道」は、福島県の石川郡玉川村から二本松市に至る一般県道です。阿武隈川の豊かな流れに寄り添いながら、変化に富んだ風景を楽しめるサイクリングロードとして、多くの人々に親しまれています。

路線の概要

起点：須賀川市前田川（実際には玉川村内に位置し、乙字ケ滝の脇の村道交差点が起点となります。）
終点：二本松市安達ヶ原（現在は郡山市日和田までが開通しています。）
総延長：32.063km
重用延長：0.232km
未供用延長：1.923km
実延長：29.908km

道路施設

みちのく自転車道は、阿武隈川水系の河川を渡るために、いくつかの橋梁が設置されています。以下に代表的な橋梁を紹介します。

初瀬川橋
全長：46.0m
幅員：3.0m
竣工：1983年
須賀川市田中字舘ノ内から字永平にかけて、初瀬川を渡ります。
塩田橋
全長：26.8m
幅員：3.0m
竣工：1980年
須賀川市塩田字洞川岸にて、塩田川を渡ります。
日の出橋
全長：66.0m
幅員：3.0m
形式：3径間鋼鈑桁橋
竣工：1978年
郡山市安積町日出山に位置し、笹原川を渡る人道橋です。橋の中央部が安積町日出山4丁目に接しています。
横塚橋
全長：91.9m
幅員：3.0m
竣工：1978年
郡山市横塚3丁目から富久山町久保田にかけて、逢瀬川を渡ります。
福原橋
全長：50.2m
幅員：3.0m
竣工：1984年
郡山市富久山町福原から日和田町八丁目に至り、藤田川を渡ります。藤田川に架かる橋の中では最も下流に位置します。

地理

みちのく自転車道は、以下の自治体を通過します。

石川郡玉川村
須賀川市
郡山市
（本宮市）
（安達郡大玉村）
（二本松市）

交差する道路

自転車道は、以下の道路と交差します。

須賀川市内
福島県道63号古殿須賀川線
福島県道138号母畑須賀川線
福島県道54号須賀川三春線
郡山市内
福島県道110号田村安積線（橋梁部分で重複）
国道49号
福島県道65号小野郡山線
美術館通り
福島県道57号郡山大越線
国道288号
福島県道115号三春日和田線

沿線

* 乙字ケ滝：阿武隈川にある名瀑で、自転車道からもアクセス可能です。景勝地として知られています。

みちのく自転車道は、阿武隈川の自然を満喫しながら、気軽にサイクリングを楽しめるコースです。沿線には観光スポットも点在しており、様々な楽しみ方ができます。

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