福島県道74号原町海老相馬線

福島県道74号原町海老相馬線

福島県道74号原町海老相馬線は、福島県南相馬市を起点とし、相馬市に至る主要地方道です。この道路は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

南相馬市原町区から太平洋沿いを北上し、相馬市中村へと至ります。南相馬市原町区の市街地には、終点方向への一方通行区間が存在します。

路線データ

起点：南相馬市原町区南町1丁目
終点：相馬市大曲字天神
総延長：27.244 km
実延長：26.705km

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道原町海老相馬線が主要地方道に指定。
2017年1月6日：終点付近の国道6号の移管に伴い、相馬市大曲から終点までの約1.5kmが県道認定を解除され、終点位置が変更。

路線状況

バイパス・新道

南海老・蒲庭工区では、以下のバイパス事業が行われています。

起点：南相馬市鹿島区北海老字中堤
終点：相馬市蒲庭字坂下
全長：2.9㎞（うち供用済2.0㎞）
幅員：10.0m（車道部6.0m）

東日本大震災の津波により甚大な被害を受けたこの区間では、矢ノ目川に架かる上立切橋が流出しました。陸上自衛隊による仮設橋の設置後、約500m内陸部への移設が決定され、2018年4月22日に新上立切橋を含むバイパス区間の2.0㎞が開通しました。残る0.9㎞の現道拡幅区間についても事業が継続されています。旧道部分は2018年7月6日に県道区域から外され、防災林として整備される予定です。

道路施設

西殿橋
いずみ橋
全長：24.5m
幅員：5.5(9.5)m
形式：PC単純プレテン床版桁橋
竣工：2000年度
南相馬市原町区泉字町池に位置し、武須川を渡ります。上下対向2車線で供用され、下り線側に歩道が設置されています。
梅川橋
全長：38.0m
主径間：18.65m
幅員：6.5(15.0)m
形式：2径間PC連続ポステン中空床版桁橋
竣工：2000年度
相馬市程田字石ノ町に位置し、梅川を渡ります。梅川の河道付替に伴い建設されました。橋上は上下対向2車線で供用され、両側に歩道が設置されています。

地理

通過する自治体

南相馬市
相馬市

交差する道路

南相馬市

福島県道49号原町浪江線・福島県道62号原町二本松線（原町区南町1丁目（四ツ葉交差点） 起点）
福島県道262号小浜字町線（原町区栄町2丁目（栄町2丁目交差点））
福島県道12号原町川俣線（原町区東町2丁目）
国道6号（原町区下高平字寺前（下高平交差点））
福島県道260号北泉小高線（原町区北泉字地蔵堂）
福島県道265号烏崎江垂線（鹿島区烏崎字添越）
福島県道266号南海老鹿島線（鹿島区南海老字大森）

相馬市

福島県道271号磯部日下石線（磯部字芹谷地）
国道6号相馬バイパス・国道115号相馬南バイパス（大曲字天神（大曲交差点） 終点）

沿線にある施設

南相馬市立原町第一小学校
南相馬市立高平小学校
東北電力グリーンパーク
相馬市立磯部小学校
相馬市立磯部中学校
東日本大震災慰霊碑
松川浦
飯豊郵便局
相馬市立飯豊小学校

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