秋田県道22号比内大葛鹿角線

秋田県道22号比内大葛鹿角線は、秋田県大館市と鹿角市を結ぶ主要地方道であり、地域の生活と経済を支える重要な役割を担っています。

路線概要

この県道は、大館市比内町を起点とし、鹿角市に至る全長27.311kmの路線です。米代川の南側、国道285号から分岐し、南西方向へ進みます。沿道には、独鈷や大葛といった集落が点在し、犀川沿いの道は特に道幅が狭く、カーブが連続する区間も存在します。これらの区間では、制限速度が30km/hに規制されている箇所もあります。

大葛温泉付近で県道309号と交差した後、道は山間部へと入ります。大館市と鹿角市の境界はトンネルで越え、米代川西岸を南下。熊沢川を渡ると、すぐに終点である国道341号との交差点に到達します。

歴史

1972年（昭和47年）3月30日 - 秋田県道として認定。
1975年（昭和50年）4月1日 - 国道341号が制定され、当県道と接続。
1982年（昭和57年）4月1日 - 国道285号の終点が鹿角市に変更され、当県道と接続。
1993年（平成5年）5月11日 - 主要地方道に指定。

路線状況

この県道は、年間を通して通行可能であり、冬期閉鎖区間や交通不能区間はありません。

道路施設

沿線には、道の駅ひない（起点から国道285号経由）があり、休憩や情報収集に利用できます。

通過する自治体

大館市
鹿角市

交差する道路

国道285号
県道309号
国道341号

沿線の施設

沿線には、以下の施設があります。

大館市比内総合支所（起点から国道285号経由）
大館市立比内中学校
羽後東館郵便局
独狐大日神社
大葛郵便局
大葛温泉
大葛鉱山跡
渡部家「史料館」
JR東日本 花輪線 八幡平駅
* 鹿角市立八幡平中学校

まとめ

秋田県道22号比内大葛鹿角線は、大館市と鹿角市を結ぶ重要な路線であり、沿線には歴史的な史跡や温泉、自然豊かな景観が広がっています。地域の生活を支えるとともに、観光客にとっても魅力的なルートとなっています。

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