種市駅

種市駅の概要

種市駅（たねいちえき）は、岩手県九戸郡洋野町種市に所在する、東日本旅客鉄道（JR東日本）八戸線の駅です。洋野町の旧種市町の中心駅として、地域の人々に利用されてきました。

歴史

種市駅は1924年（大正13年）11月10日に、本八戸駅 - 当駅間の開業に合わせて開設されました。

1924年（大正13年）11月10日: 本八戸駅 - 当駅間の開業と同時に開業。
1982年（昭和57年）9月20日: 貨物の取り扱いを廃止。
1984年（昭和59年）2月1日: 荷物の扱いを廃止。
1987年（昭和62年）4月1日: 国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2004年（平成16年）10月16日: 交換設備が撤去され、単式ホーム1面1線となる。同時に運転扱い、当直勤務が廃止され、早朝夜間は駅員が不在となる。
2005年（平成17年）12月10日: 種市駅長が廃止され、久慈駅長管理下（在勤駅員配置）となる。
2006年（平成18年）3月: 業務委託化。
2011年（平成23年）
3月11日: 東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波の影響で列車の発着が休止（代行バスを運行）。
8月8日: 階上駅 - 当駅間運行再開。
2012年（平成24年）3月17日: 当駅 - 久慈駅間運行再開。
2022年（令和4年）4月1日: 久慈駅業務委託化に伴う久慈駅長廃止に伴い、八戸駅長管理下となる。
2023年（令和5年）
3月17日: みどりの窓口の営業を終了。
3月18日: 終日無人化。
2024年（令和6年）
10月1日: えきねっとQチケのサービスを開始。
11月9日: 駅舎リニューアルおよび当駅開業100周年記念イベントを開催。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。駅舎は鉄筋コンクリート平屋建てで、かつては相対式ホーム2面2線を有し、タブレット交換が行われていました。現在は無人駅（八戸駅管理）ですが、無人化前はJR東日本東北総合サービスが業務を受託し、みどりの窓口と自動券売機が設置されていました。2000年代前半まではジャスター（現・JR東日本東北総合サービス盛岡支店）の売店も存在しました。

2024年5月からは、JR東日本盛岡支社により、駅舎を観光地域づくりの活動拠点として利活用するための準備工事が進められています。2024年6月には、駅舎がJR東日本盛岡支社から洋野町へ譲渡され、同年11月の開業100周年に向けて、待合室のリニューアル、事務所スペースの整備、建具改修、外壁塗装などのリノベーション工事が実施されました。11月9日には、工事完了を記念したイベントが開催されています。

利用状況

JR東日本のデータによると、2000年度から2021年度までの1日平均乗車人員の推移は以下の通りです。

（データは省略）

駅周辺

種市駅は洋野町の中心部に位置し、駅前を走る県道沿いには公共施設や金融機関が集まっています。

バス路線

洋野町営バスが以下の路線を運行しています。

種市大野線（大谷、ナメラ、陸中大野駅、おおのキャンパス方面）
大沢線（産直広場、上城内／城内、アグリパークおおさわ方面）

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■八戸線

平内駅 - 種市駅 - 玉川駅

脚注

（省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
種市町

外部リンク

* 駅の情報（種市駅）：JR東日本

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