種田義彦

種田義彦

種田義彦（たねだ よしひこ）は、日本の映像業界で活躍するプロデューサーです。そのキャリアは、テレビドラマ、映画、情報番組、バラエティ番組と多岐にわたり、幅広いジャンルで才能を発揮してきました。元（株）フジテレビジョン局長職ゼネラルプロデューサーであり、現在は映画制作会社（有）楽映舎のマネージングディレクター兼エグゼグティブプロデューサーとして、新たな映像作品の創造に取り組んでいます。

経歴

神奈川県横須賀市出身。立教大学経済学部を卒業後、1990年にフジテレビに入社しました。フジテレビでは、「救命病棟24時シリーズ」をはじめとする数々の人気テレビドラマをプロデュースし、その手腕を発揮しました。また、「アンフェア」「ストロベリーナイト」「ONE PIECE FILM Z」など、劇場版映画のプロデュースも担当。ジャンルを問わず、数々のヒット作品を世に送り出してきました。

ドラマ、映画制作に携わる一方で、「とくダネ!（初代チーフディレクター）」などの情報番組や、「はねるのトびら」などのバラエティ番組の企画・制作にも携わりました。その柔軟な発想と企画力は、多くの視聴者を楽しませてきました。フジテレビでは、映画事業局映画制作部企画担当部長、映画調整部長を経て、コンテンツ事業局次長時代にはアニメ事業を統括。CS・配信事業やVR・AR等のデジタル技術による地方創生事業、「志村けんの大爆笑展」などのイベント企画プロデュースにも携わるなど、その活動は多岐にわたります。

2022年3月31日にフジテレビを退職。翌4月1日より、映画制作会社楽映舎のマネージングディレクター兼エグゼグティブプロデューサーに就任。映画、地上波ドラマ、配信ドラマなど、幅広いジャンルの映像作品の企画・制作を手がけています。

主な作品

以下に、種田義彦が携わった主な作品をまとめました。

テレビドラマ

『[救命病棟24時]』（編成）（2005年1月〜3月）
『救命病棟24時　アナザーストーリー』（編成）（2005年3月29日）
『実録・小野田少尉　遅すぎた帰還』（企画）（2005年8月）
『黒い樹海』（編成）（2005年10月）
『キッチン・ウォーズ』（編成）（2006年2月）
『さいごの約束』（企画）（2006年4月）
『蒼い描点』（編成）（2006年9月）
『新宿の母物語』（企画）（2006年12月）
『赤い糸』（プロデューサー）（2008年12月）
『誰も守れない』（プロデューサー）（2009年1月）

映画

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』（プロデューサー）（2007年2月）
『銀色のシーズン』（プロデューサー）（2008年1月）
『ホームレス中学生』（プロデュース）（2008年10月）
『赤い糸』（プロデューサー）（2008年12月）
『誰も守ってくれない』（プロデューサー）（2009年1月）
『矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまえネバダ』（プロデューサー）（2010年4月）
『僕と妻の1778の物語』（プロデューサー）（2011年1月）
『アンフェア the answer』（プロデューサー）（2011年4月）
『クロサワ映画2011 笑いにできない恋がある』（プロデューサー）（2011年11月）
『ONE PIECE FILM Z』（プロデューサー）（2012年12月）
『ストロベリーナイト』（エグゼグティブプロデューサー）（2013年1月）
『遺体　明日への十日間』（エグゼクティブプロデューサー）（2013年2月）
『ドラゴンボールZ 神と神』（シニアプロデューサー）（2013年3月）
『セブンデイズ リポート』（プロデュース）（2014年2月）
『バースデー・ワンダーランド』（エグゼグティブプロデューサー）（2019年4月）
『きみと、波にのれたら』（エグゼグティブプロデューサー）（2019年6月）


種田義彦は、その豊富な経験と実績をもとに、今後も映像業界の発展に貢献していくことが期待されます。

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