稲葉雅人 (プロレスラー)

稲葉雅人（GOSAMARU）

稲葉雅人（いなば まさと、1982年11月13日 - ）は、神奈川県川崎市出身の日本のプロレスラー。現在はGOSAMARU（ゴサマル）のリングネームで琉球ドラゴンプロレスリングを主戦場に活躍しています。

プロレスとの出会いと青春時代

小学5年生の時、ビデオ「FMWの世界」を見たことがきっかけでプロレスに魅了された稲葉。1993年5月5日のFMW川崎球場大会で初めて生でプロレスを観戦し、大仁田厚とサンボ浅子のファンになります。プロレス解説本でザ・グレート・サスケとTAKAみちのくが空中殺法を披露するなら体操部出身だろうという記述を読み、中学校時代は体操部に入部しました。

1998年4月、東京実業高等学校に入学し、レスリング部に所属。KAGETORAとは同級生、卍丸とは2年後輩にあたります。高校時代には国体ベスト8を2回記録するなど、その才能を発揮しました。高校卒業前には全日本プロレスに履歴書を送るも返事はなく、東洋大学に進学してレスリングを続けます。大学時代には東日本新人戦グレコローマンで2位に入賞するなどの成績を残しました。

プロレスラーへの道

2005年3月、大学の先輩である藤井克久の誘いで、ハッスルに参戦していた小川直也の付き人を務めますが、3か月で挫折。その後、KAGETORAに誘われ、プロレスリングElDoradoに入門し、プロレスラーとしての第一歩を踏み出しました。

2007年12月29日、ElDorado後楽園ホール大会でスパーク青木とのタッグでデビュー。NOSAWA論外&MAZADA組と対戦しました。2008年6月からは約2年半、分身のゴールデンパインが沖縄プロレスに参戦するなど、活動の幅を広げます。2009年12月、ElDoradoの解散後はフリーとして紅白プロレス合戦に参戦しました。

大日本プロレスでの活躍と「平成極道コンビ」

2011年、家庭の事情で沖縄から帰郷後、大日本プロレスを主戦場に移し、6月からはデスマッチ戦線にも参戦。そのハードコアなスタイルで存在感を示します。2012年からは、大日本プロレス所属の星野勘九郎と「平成極道コンビ」を結成。「弟分 マサ」として極道キャラクターを前面に押し出し、人気を博しました。休憩時間には、コンビのグッズを極道らしく押し売りし、星野の借金返済と売り上げ1億円を目標に活動しました。

2014年8月13日、大日本プロレス後楽園ホール大会で星野越えを果たし、勢いに乗ります。宮本裕向の持つBJWデスマッチヘビー級王座に挑戦を表明するも、惜しくも敗北。2015年7月には、平成極道コンビとグレート小鹿のトリオで横浜ショッピングストリート6人タッグ王座に挑み、見事初戴冠を果たしました。

平成極道コンビ解散とGOSAMARUとしての再出発

2016年4月、首のダメージ蓄積により欠場。大日本最侠タッグリーグ戦に合わせて復帰するも、デスマッチでの試合が困難となり、巡業や連戦が難しくなったことからドクターストップがかかり、大日本のレギュラーから離れることになりました。2017年1月4日をもって、平成極道コンビは解散となりました。

2018年6月、琉球ドラゴンプロレスリングに入団し、リングネームをGOSAMARUに改名。6月23日、琉球ドラゴンネーブルカデナアリーナ大会でヒージャー・キッドマンとタッグを組み、RYUKYU-DOGディンゴ&クエルボ・ネグロ組と対戦し、再デビューを飾りました。2020年3月16日には、大日本プロレス横浜文化体育館大会に参戦し、約3年ぶりに星野と平成極道コンビを復活させ、ファンを沸かせました。

得意技

ムーンサルトプレス
ダイビングフットスタンプ
ヨシノウラ
ニライカナイ
エクスプロイダー
サイドスープレックス
530
墨落とし (V9クラッチと同型)
極道クラッチ (外道クラッチと同型)

入場曲

初代 : He's A Pirate（ティエスト）
2代目 : 不明
軍団歌 〜餃子を焼くぜ〜(作詞、作曲：中澤矢束 歌：GOSAMARU軍団)（2022年 -）

タイトル歴

MWF世界タッグ王座
横浜ショッピングストリート6人タッグ王座
我栄トーナメント優勝

SNSアカウント

稲葉雅人 (@nabagoku) - X（旧Twitter）
* GOSAMARU (@GOSAMARU6) - X（旧Twitter）

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