MAZADA

MAZADA（マサダ）

MAZADA（まさだ、1975年5月23日生まれ）は、日本のプロレスラーであり、本名は正田和彦です。彼のキャリアは1995年のプロレスデビューから始まり、様々なリングでの試合を経て成長を続けています。

経歴

MAZADAは藤波辰爾が設立したプロレス塾「無我」に入団し、1995年11月15日の大宮スケートセンターでデビューを果たしました。彼はその後、メキシコに渡り、現地のリング上で活動を展開しました。メキシコ滞在中にはNOSAWAとの出会いがあり、共に「東京愚連隊」を結成しました。このグループは新日本プロレスの竹村豪氏も参加し、注目の団体として活動しました。

MAZADAはNOSAWAとともにTNAにも参戦したほか、2004年からは全日本プロレスを主な活動拠点としました。彼の活動は、プロレス界を横断するもので、2005年からは闘龍門メキシコ道場でインストラクターとして指導にも携わりました。

2007年にはYAMADAやTANAKAとともに「サムライジャパン」を結成し、全日本プロレスでは鈴木みのる率いる鈴木軍団に兼任で取り組むこともありました。名実ともに多彩な活動を展開し、2008年には東京愚連隊が法人化、フリーから正式に所属となりました。2010年にはVOODOO-MURDERSに電撃加入しました。

2011年には、神戸大会前の控室で発生したトラブルにより、VOODOO-MURDERSのリーダーTARUによる暴行事件に関与。初めての逮捕を経験し、暴行罪で起訴され罰金を科されました。この事件によりMAZADAのキャリアは波乱に満ちたものになりましたが、再起を果たして様々な団体で精力的に活動を続けています。

2018年には群馬県前橋市に「ステーキまさやん」というステーキハウスを開店し、試合がない日には自ら厨房に立つ姿も見せています。出場する試合の合間に自分の飲食ビジネスも推進し、プロレスラーとしての顔だけではない一面を見せています。

技の魅力

MAZADAはリングネーム通り様々な技を駆使することでも知られています。彼の得意技には以下のものがあります。

• - 正田落とし: 相手を持ち上げ、180度回転させてからドロップする技。
• - 垂直落下式正田落とし: フィッシャーマンズ・スープレックスに似た技。
• - 正田デストロイ:相手をカウンターで捉え、パイルドライバーへとつなげる技。

これらの技は全て、MAZADA独自のスタイルで仕上げられており、試合観戦時には彼の技術的な魅力に釘付けになることでしょう。

タイトル歴

MAZADAは数多くのタイトルを獲得しています。全日本プロレスではジュニア・タッグリーグ戦で優勝し、WRESTLE-1では2度のクルーザーディビジョン王座を手に入れました。東京愚連隊での活動も充実しており、初代東京インターコンチネンタルタッグ王座などを獲得し、更にはUWA世界タッグ王座やIWRGタッグ王座でも優勝するなど、彼の名声はますます高まっています。

最後に

全日本プロレス、WRESTLE-1、東京愚連隊など多岐にわたる団体で活躍しているMAZADA。これからも彼の進化を見逃せません。

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