窪木一茂

窪木 一茂のプロフィール

基本情報

窪木 一茂（くぼき かずしげ）は1989年6月6日生まれ、福島県石川郡古殿町にルーツを持つ自転車競技選手であり、現在競輪選手としても活動しています。彼は日本[[競輪選手養成所]]の119期生で、日本[[競輪選手会]]福島支部に所属しています。ホームバンクはいわき平競輪場で、師匠は94期の須永優太です。

学生時代と自転車競技の挑戦

窪木選手のスポーツキャリアは多様で、小学校ではサッカーを4年間続け、福島県大会での優勝を果たしました。中学ではバスケットボール部において主将を務め、陸上競技の特設駅伝部に参加していました。高校では自転車競技部に所属し、2006年の兵庫国体にて少年の部ポイントレースで優勝。翌年にはジュニア日本代表としてカナダで行われたツール・ド・ラビティビに参加し、最終日には日本人初のステージ優勝を収めました。

2008年からは日本大学の自転車競技部に入り、厳しい環境にも関わらず2010年にはインカレでポイントレース及び個人追抜で優勝を果たしました。大学卒業後は、和歌山県庁に就職しながらも自転車競技を続け、さまざまな大会で好成績を収めていきます。

プロ選手としての道

2012年から2015年の間、窪木選手はマトリックス・パワータグやチーム右京に所属し、全日本自転車競技選手権での勝利や国際レースへの出場を重ねます。特に2015年には全日本自転車競技選手権のロードレースで優勝し、自らの名を世界に知らしめました。

2016年からはNIPPO・ヴィーニファンティーニに所属し、プロサイクリストとしてのキャリアを本格化させ、リオデジャネイロオリンピックに参加しました。2018年にはチーム ブリヂストン サイクリングに加入し、多くの大会で圧倒的なパフォーマンスを披露。特に同年の全日本自転車競技選手権では5種目で優勝し、6冠を達成しました。

競輪選手への道

競輪選手としての道は2020年に始まり、養成所の特別選抜試験に合格し、養成所では49戦中15回の1着を取得。2021年には正式に競輪選手としてデビューし、初勝利を飾ります。スタートから順調に勝ち進み、次々と素晴らしい成績を収めていきます。

最近の成果

近年も窪木選手は活躍を続けており、2022年の全日本自転車競技選手権トラックレースでは自身の持つアジア記録を更新し、4km個人追抜で優勝を果たしました。また2023年の世界選手権では男子スクラッチの部で銀メダルを獲得し、その実力を証明しています。2024年にはふるさと応援大使にも任命され、地元への貢献も目指しています。

総括

窪木 一茂選手は、多才な経歴と圧倒的な競技成果で自転車競技界において重要な存在であり続けています。これからの活躍にも目が離せません。

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