立間駅

立間駅(たちまえき)は、愛媛県宇和島市吉田町立間に位置する四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅です。駅番号はU24で、この地域における重要な鉄道交通の拠点となっています。

歴史



立間駅は、1941年昭和16年)7月2日に国鉄の駅として開業しました。開業以来、地域の足として重要な役割を果たしてきました。

1950年昭和25年)3月20日には、昭和天皇の戦後巡幸の際、お召し列車八幡浜駅と立間駅の間で運行されました。さらに、1966年昭和41年)4月18日には、昭和天皇と香淳皇后が第17回全国植樹祭に合わせて県内を行幸啓された際にも、お召し列車が松山駅と立間駅の間で運行され、歴史的な出来事の舞台となりました。

貨物輸送においては、1982年(昭和57年)11月15日に貨物の取扱が一旦廃止されましたが、1987年昭和62年)3月31日に再び取り扱いが再開されました。ただし、貨物列車の設定はなく、実質的な貨物輸送は行われていませんでした。1986年昭和61年)3月3日には無人駅となり、簡易委託駅としての運営に移行しました。

1987年昭和62年)4月1日には、国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)と日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となりました。しかし、2006年(平成18年)4月1日にはJR貨物の駅としての機能(貨物の取扱)が廃止され、結局、取扱実績のないまま貨物輸送の歴史に幕を閉じました。

駅構造



立間駅は、島式ホーム1面2線を有する地上駅です。Y字分岐となっており、進入速度は60km/hに制限されています。かつては駅前の商店で切符を販売する簡易委託駅でしたが、現在は無人駅となっています。

のりば



立間駅のホームは以下の通りです。

番線路線方向行先
----
1予讃線上り伊予大洲・松山方面
2予讃線下り宇和島方面

利用状況



立間駅の具体的な利用状況に関する公式なデータは、詳細が不明なため、ここでは記述を控えます。

駅周辺



立間駅周辺には、以下の施設や名所があります。

法華津峠:法華津湾を一望できる景勝地です。
立間郵便局:地域住民の生活を支える郵便局です。
宇和島自動車「立間駅前」停留所:市内バス系統がここで折り返します。

隣の駅



立間駅は、予讃線において以下の駅と隣接しています。

四国旅客鉄道(JR四国)
予讃線
下宇和駅 (U23) - 立間駅 (U24) - 伊予吉田駅 (U25)

脚注



立間駅に関する情報は、公式ウェブサイトや関連資料に基づいていますが、詳細な情報については最新の公式情報をご確認ください。

関連項目



日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク



立間駅 時刻表 (PDF) - 四国旅客鉄道

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