竹内康浩 (東洋史学者)

竹内康浩

竹内康浩（たけうち やすひろ、1961年 - ）は、日本の東洋史学者であり、北海道教育大学教育学部釧路校教授を務めています。専門は中国古代史です。

経歴

1961年に青森県弘前市で生まれました。1984年に弘前大学人文学部東洋史専攻を卒業後、東京大学大学院に進学し、1987年に人文科学研究科修士課程（東洋史学専攻）を修了しました。その後、博士課程に進み、1990年に単位取得退学しています。

1990年より北海道教育大学釧路校の助手となり、1991年には同校の非常勤講師、1994年には助教授、2007年には准教授を経て、2009年に教授に就任しました。

著作

竹内康浩は、中国の歴史や文化に関する多数の著作を発表しています。主な著書には以下のようなものがあります。

単著
『「正史」はいかに書かれてきたか : 中国の歴史書を読み解く』（大修館書店、2002年）
中国の歴史書がどのように編纂されてきたのかを解説しています。
『「生き方」の中国史 : 中華の民の生存原理』（岩波書店、2005年）
中国の人々の生活様式や価値観を歴史的な視点から考察しています。
『中国の復讐者たち : ともに天を戴かず』（大修館書店、2009年）
中国史における復讐をテーマに、その背景や影響を分析しています。
『中国王朝の起源を探る』（山川出版社、2010年）
中国の王朝がどのようにして成立し、発展してきたのかを解説しています。
分担執筆
『中国史 1 先史-後漢　世界歴史大系』（山川出版社、2003年）
『中国文化史大事典』（大修館書店、2013年）
『子どもの"総合的な能力"の育成と生きる力』（北樹出版、2017年）
『悪の歴史 東アジア編上』（清水書院、2017年）


竹内康浩の研究は、中国古代史の理解を深める上で重要な貢献をしています。

外部リンク

* 北海道教育大学

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