笘篠ひとみ

笘篠ひとみ：華麗なる舞台人生と芸能一家

1992年生まれの女優、笘篠ひとみさん。元宝塚歌劇団花組の娘役として活躍後、現在は女優として幅広い活動を展開しています。東京都清瀬市出身で、愛称は「とま」、「ひぃ」、「ヒナノ」。宝塚歌劇団時代の芸名は姫歌ひな乃でした。身長162cm。所属事務所はオーチャードです。

華麗なる宝塚時代

2011年、宝塚音楽学校に入学。卒業時にはタップダンス部門で優秀賞を受賞するなど、類まれな才能を示しました。2013年、宝塚歌劇団に99期生として入団。雪組公演「ベルサイユのばら」で初舞台を飾り、その後花組に配属。

花組では、「ノクターン-遠い夏の日の記憶-」や「エリザベート-愛と死の輪舞（ロンド）-」など数々の舞台に出演。新人公演では重要な役を演じるなど、着実に実力をつけました。「新源氏物語／Melodia」の東京公演千秋楽をもって、入団3年目という若さで宝塚歌劇団を退団しました。

宝塚時代には、2014年の「タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-」など、大規模なイベントにも出演。華やかな舞台で観客を魅了しました。

退団後の活躍

宝塚退団後は、本名の笘篠ひとみとして芸能活動を再開。舞台を中心に活躍しており、「私はスター」「花・虞美人」「ポーの一族」など、数々の作品に出演。実力派女優として高い評価を得ています。2022年には自身のSNSで結婚を報告し、新たな人生のステージへ足を踏み入れました。

芸能一家に育つ

笘篠さんは芸能一家に育ちました。父は元プロ野球選手の笘篠誠治さん、母は元松竹歌劇団の瞳はるかさん、弟は俳優の笘篠和馬さん。叔父は元プロ野球選手の笘篠賢治さんで、義理の叔母は元タレントの松本典子さんという華麗なる経歴の持ち主です。幼少期から子役としてミュージカルに出演するなど、芸能界との関わりは深く、現在の活躍の礎となっています。

今後の活動に期待

宝塚歌劇団での経験、そして芸能一家で培われた才能、そして結婚という新たな人生の転機。 これらを背景に、今後、女優としてどのような活躍を見せてくれるのか、目が離せません。彼女の今後の活躍に期待しましょう。


主な出演作品

宝塚歌劇団時代:

2013年4 - 5月、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』（宝塚大劇場のみ）
2013年7 - 10月、月組『ルパン-ARSÈNE LUPIN-』『Fantastic Energy!』
2014年6 - 7月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』（バウホール） - ニーナ
2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞（ロンド）-』 - 新人公演：女官
2015年1月、『Ernest in Love』（東京国際フォーラム） - メイド／農民
2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲（タカラヅカ ファンタジア）』
2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』『宝塚幻想曲（タカラヅカ ファンタジア）』（梅田芸術劇場・台北国家戯劇院）
2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 童、新人公演：中将の君（本役：華雅りりか）『Melodia-熱く美しき旋律-』 退団公演
2014年12月、『タカラヅカスペシャル2014-Thank you for 100 years-』

宝塚歌劇団退団後:

2016年10月、『私はスター』（SPACE 雑遊） - 五十嵐華
2017年3 - 4月、『花・虞美人』（赤坂ACTシアター・愛知県芸術劇場・森ノ宮ピロティホール）
2021年1 - 2月、『ポーの一族』（梅田芸術劇場・東京国際フォーラム・御園座）


参考文献

監修・著作権者：小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて（人物編）』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。

外部リンク

笘篠ひとみ 公式プロフィール
笘篠ひとみ (@HitomiTomashino) - X（旧Twitter）
* 笘篠ひとみ (@hitomi_tomashino) - Instagram

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