第15回全米映画俳優組合賞

第15回全米映画俳優組合賞：2008年の映画・テレビ界を彩った俳優たちの栄光

2009年1月25日、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムを舞台に、第15回全米映画俳優組合賞が開催されました。この賞は、2008年に映画とテレビで傑出した演技を披露した俳優たちに贈られるもので、TNTとTBSによって全米に放送されました。

ノミネート発表

ノミネート作品は、2008年12月18日にアンジェラ・バセットとエリック・マコーマックによって発表されました。ロサンゼルスのパシフィック・デザイン・センターにあるシルバー・シアターが、その舞台となりました。

作品別ノミネート数

映画部門では、『ダウト〜あるカトリック学校で〜』が最多となる5つのノミネートを獲得しました。内訳は、個人賞4つとアンサンブル賞1つです。テレビ部門では、『ボストン・リーガル』、『30 rock』、John Adams、『マッドメン』、『クローザー』が、それぞれ3つのノミネートを受けました。

受賞者一覧

以下に、主な受賞者と候補者の一覧をご紹介します。

生涯功労賞

ジェームズ・アール・ジョーンズ

映画部門

主演男優賞:
ショーン・ペン – 『ミルク』 - ハーヴィー・ミルク役 (受賞)
リチャード・ジェンキンス – 『扉をたたく人』 - ウォルター・ヴェイル役
フランク・ランジェラ – 『フロスト×ニクソン』 - リチャード・ニクソン役
ブラッド・ピット – 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 - ベンジャミン・バトン役
ミッキー・ローク – 『レスラー』 - ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン役
主演女優賞:
メリル・ストリープ – 『ダウト〜あるカトリック学校で〜』 - シスター・アロイシアス役
アン・ハサウェイ – 『レイチェルの結婚』 - キム役
アンジェリーナ・ジョリー – 『チェンジリング』 - クリスティン・コリンズ役
メリッサ・レオ – 『フローズン・リバー』 - レイ・エディ役
ケイト・ウィンスレット – 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 - エイプリル・ウィーラー役
助演男優賞:
ヒース・レジャー – 『ダークナイト』 - ジョーカー役（死後受賞）
ジョシュ・ブローリン – 『ミルク』 - ダン・ホワイト役
ロバート・ダウニー・Jr – 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦|トロピック・サンダー_史上最低の作戦』 - カーク・ラザラス役
フィリップ・シーモア・ホフマン – 『ダウト〜あるカトリック学校で〜』 - フリン神父役
デーヴ・パテール – 『スラムドッグ$ミリオネア』 - ジャマール・マリク役
助演女優賞:
ケイト・ウィンスレット – 『愛を読むひと』 - ハンナ・シュミッツ役 (受賞)
エイミー・アダムス – 『ダウト〜あるカトリック学校で〜』 - シスター・ジェイムズ役
ペネロペ・クルス – 『それでも恋するバルセロナ』 - マリア・エレーナ役
ヴィオラ・デイヴィス – 『ダウト〜あるカトリック学校で〜』 - ミラー夫人役
タラジ・P・ヘンソン – 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 - クイニー役
キャスト賞:
『スラムドッグ$ミリオネア』(受賞)
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
『ダウト〜あるカトリック学校で〜』
『フロスト×ニクソン』
『ミルク』
スタント・アンサンブル賞:
『ダークナイト』(受賞)
『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー|ヘルボーイ_ゴールデン・アーミー』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国|インディ・ジョーンズ_クリスタル・スカルの王国』
『アイアンマン』
『ウォンテッド』

テレビ部門

男優賞（テレビ映画・ミニシリーズ）: ポール・ジアマッティ – John Adams
女優賞（テレビ映画・ミニシリーズ）: ローラ・リニー – John Adams
男優賞（ドラマシリーズ）: ヒュー・ローリー – 『Dr.HOUSE』
女優賞（ドラマシリーズ）: サリー・フィールド – 『ブラザーズ&シスターズ』
男優賞（コメディ・シリーズ）: アレック・ボールドウィン – 『30 ROCK/サーティー・ロック|30 ROCK_サーティー・ロック』
女優賞（コメディ・シリーズ）: ティナ・フェイ – 『30 ROCK/サーティー・ロック|30 ROCK_サーティー・ロック』
アンサンブル賞（ドラマシリーズ）: 『マッドメン』
アンサンブル賞（コメディシリーズ）: 『30 ROCK/サーティー・ロック|30 ROCK_サーティー・ロック』
スタント・アンサンブル賞: 『HEROES』

複数ノミネート作品

映画

5部門: 『ダウト〜あるカトリック学校で〜』 (2部門受賞)
3部門: 『ミルク』(1部門受賞)、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
2部門: 『ダークナイト』(2部門受賞)、『フロスト×ニクソン』、『スラムドッグ$ミリオネア』(1部門受賞)

テレビ

3部門: 『ボストン・リーガル』、『クローザー』、John Adams (2部門受賞)、『マッドメン』(1部門受賞)、『30 ROCK/サーティー・ロック|30 ROCK_サーティー・ロック』(3部門受賞)
* 2部門: 『バーナード・アンド・ドリス』、『デクスター 警察官は殺人鬼』、『アントラージュ★オレたちのハリウッド』、『Dr.HOUSE』(1部門受賞)、The Office、『リカウント』、『Weeds ママの秘密』

第15回全米映画俳優組合賞は、2008年の映画・テレビ界で輝かしい業績を残した俳優たちの才能を称える、記憶に残る一夜となりました。

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