第201回国会

第201回国会

第201回国会（だい201かいこっかい）は、2020年（令和2年）1月20日にいよいよ召集され、同年6月17日までの150日間にわたる通常国会として設定されました。

各党・会派の議席数

この国会では、与党と野党の間で活発な議論が展開されました。特に議席数のバランスは、議案の通過に大きな影響を与えました。

主な審議議案

本国会において審議された主要な議案としては、内閣提出の閣法と衆議院議員提出の衆法が挙げられます。

今国会の動き

国会召集前の動きとして、2019年1[[2月19日]]に衆議院静岡県第4区選出の望月義夫議員が在職中に死去し、また、12月25日に衆議院東京都第15区選出の秋元司議員が収賄罪で逮捕されるなど、厳しいハプニングが続きました。

1月の重要な出来事

1月20日の召集日には、天皇陛下のおことばがあり、同日の開会式では安倍晋三内閣総理大臣の施政方針演説が行われました。茂木敏充外務大臣や麻生太郎財務大臣からも重要な演説があり、多くの議員が議論に臨みました。

その後の1月22日には代表質問が始まり、各政党の代表が質疑を行いましたが、国民民主党の玉木雄一郎代表が選択的夫婦別姓制度について質問している際に、自民党の杉田水脈氏からの野次が問題視され、自民党に対する事実確認の要請がありましたが、同党は応じませんでした。

2月からの流れ

2月には、日本維新の会が無所属の衆院議員の会派入りを届け出るなど、政局が変化しました。

3月には新型コロナウイルスに関連した法案が審議され、特に3月13日には新型コロナウイルスを対象にした特措法が可決されました。また、森雅子法務大臣の質疑で一連の不適切な発言があったことも波紋を呼び、辞任につながる可能性も指摘されました。

4月の緊急事態宣言

4月にはCOVID-19の影響で緊急事態宣言が発令され、様々な経済対策が議論されました。政府は補正予算案を提出し、追加歳出の可決に向けた議論が行われました。

6月に入って

会期の終わりが近づく中、特に6月3日には無所属の馬淵澄夫議員が国民民主党に入党し、6月12日には追加の補正予算が可決されました。最終日である6月17日には、野党の要求にもかかわらず会期延長が否決されました。

この後、河井案里参院議員とその夫に対する逮捕が注目を集め、国会終了後の政治状況に波乱を呼ぶ結果となりました。全体を通じて、第201回国会は様々な課題を議論し、新型コロナウイルスの影響を受けた重要な国会であったと言えます。

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