第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪

第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪

2016年2月11日から14日にかけて、久留米[[競輪場]]を舞台に繰り広げられた、第31回読売新聞社杯全日本選抜競輪（GI）。優勝賞金2,990万円をかけた熱戦が展開されました。

決勝戦の模様

2月14日に行われた決勝戦では、誘導員に牧剛央選手を迎え、激しい攻防が繰り広げられました。レースは波乱の展開となり、新田祐大選手の巻き返しに対し、脇本雄太選手の番手を守る稲垣裕之選手がブロックを試みた際、自ら転倒。この落車に村上義弘選手と岩津裕介選手も巻き込まれ、計3名がレースから離脱するアクシデントが発生しました。

その混乱の中、新田選手がバックストレッチで脇本選手を抜き去り、その後ろにいた渡邉一成選手が鋭く差して、見事初のG1制覇を成し遂げました。2着には佐藤慎太郎選手、3着には新田選手が入り、福島勢が表彰台を独占する結果となりました。なお、落車を引き起こした稲垣選手は、新田選手への押し上げ行為により失格となっています。

大会の特徴と記録

久留米[[競輪場]]でのGI開催は、1991年の同大会で鈴木誠選手が優勝して以来、実に25年ぶりという久しぶりの開催となりました。大会のキャッチコピーは、地元名物の久留米ラーメンにちなんで「めん食らえ!! 強者たちの激走」とされ、場内を大いに盛り上げました。

決勝戦の模様は、日本テレビ系列で全国中継され、「坂上忍の勝たせてあげたいTV 全日本選抜競輪GI」という番組名で放送されました。大会の目標売上額は105億円でしたが、四日間の総売上は97億5211万6600円となりました。

出場選手と記録

決勝戦に出場したメンバーの中で、S級S班の選手は新田祐大選手と稲垣裕之選手の2名でした。また、今大会がG1初決勝となった選手は、近藤龍徳選手で、4度目の準決勝進出で初めて決勝の切符を手にしました。優勝した渡邉一成選手にとっては、7度目のG1決勝挑戦での初優勝となりました。

参考情報

大会に関する詳しい情報は、以下の公式サイトで確認できます。

* 久留米競輪　第31回読売新聞社杯全日本選抜[[競輪]　特設サイト](https://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/racetop?KCD=63&TAB=3&RACE_NO=1&RC_DATE=20160214)

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