2011年の映画界で特に評価の低かった作品を顕彰する第32回
ゴールデンラズベリー賞が、
2012年4月1日にハリウッドで行われました。本賞は年々注目を集めており、授賞式の前にアカデミー賞のノミネートが発表されることが続いていましたが、今回は例外として
第84回アカデミー賞の前日である2月25日にノミネートが発表されました。
今回の
ゴールデンラズベリー賞では、
アダム・サンドラーが11のノミネートを獲得し、これまでの記録を更新しました。彼が主演、製作、脚本を手がけた『ジャックとジル』は、全10部門にノミネートされ、見事に全ての部門で受賞の栄冠を手にしました。これにより、同作は史上最多の受賞数を誇ることとなりました。
また、サンドラーは『ウソツキは結婚のはじまり』でも受賞を果たしており、彼とデニス・デューガン監督とのコンビは、高い評価を得ている一方で、同時に評価が低い作品でも共演していることが話題となっています。
ノミネート一覧
『
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1|トワイライト・サーガ_ブレイキング・ドーン Part1』
他、多数の部門で『ジャックとジル』が受賞しています。
ノミネート数統計
受賞数統計
第32回
ゴールデンラズベリー賞は、その年の映画界の動向を反映しつつ、関心を集めました。映画ファンの間での話題が豊富で、特にサンドラーに対する評価は分かれるところですが、彼の存在感は確かなものとなっています。
