第67回高松宮記念杯競輪について
第67回高松宮記念杯
競輪は、
2016年6月16日から19日までの4日間、
名古屋[[競輪場]]にて開催されたGI
競走です。正式名称は「平成28年熊本地震被災地支援
競輪 第67回高松宮記念杯
競輪」であり、熊本地震からの復興を支援する目的も込められていました。
レース結果
決勝戦は
6月19日に行われ、
雨天の中、風速1.0mのコンディションでした。レースでは、
平原康多選手が先行しましたが、最終バックで
新田祐大選手がそれを捉え、そのまま先頭でゴールしました。新田選手にとっては、4日制以上のGI
競走で3勝目となる勝利でした。2着には郡司浩平選手、3着には
山崎芳仁選手が入りました。山崎選手は後輪のスリップにより、新田選手に遅れる形となりました。
大会概要
この大会は、
名古屋[[競輪場]]での初めての高松宮記念杯
競輪開催であり、中部地区としても初の開催となりました。この年3月には同
競輪場で日本選手権
競輪が開催されており、名古屋でのGI開催は2度目となりました。大会のキャッチフレーズは「龍虎相打つ」でした。
初日には、地元愛知の
競輪選手である馬渕紀明選手の引退セレモニーが実施されました。また、名古屋を中心に活動するアイドルグループOS☆Uが、前回の日本選手権
競輪に続き、連日イベントに登場し、ファンサービスを行いました。
地上波では、「坂上忍の勝たせてあげたいTV 高松宮記念杯
競輪GI」として日本テレビ系列で決勝戦の模様が全国放送されました。表彰式には、
2016年ミス日本グランプリの
松野未佳さんがプレゼンターとして参加しました。
シリーズ全体の目標売上額は97億円でしたが、実際には92億0537万5700円となりました。
今大会では、
吉田拓矢選手がデビューから11ヶ月15日という早さでGI出場を果たしました。これは、平成生まれの選手としては
深谷知広選手に次ぐ早さであり、107期生としてはGI出場一番乗りとなりました。また、準優勝の郡司浩平選手は、今回がGI初優出となりました。
その他
大会の特設サイトは、この年3月の日本選手権
競輪で使用されたサイトと同じアドレスで、上書きされて使用されました。
この大会以降、高松宮記念杯
競輪は再び近畿地区のみで開催されています。