第7実験室
cali≠gariのメジャー1stアルバム『第7実験室』は、2002年5月22日に発表されました。
本作は、cali≠gariのメジャーデビューを飾るアルバムです。目を引くジャケットのイラストは便器。これまで培ってきたアングラな雰囲気を色濃く残しつつ、ジャジーな楽曲から歌謡ポップ、カントリー、ギターロック、テクノチューンに至るまで、ジャンルにとらわれない幅広い音楽性を展開しています。
また、今作以降、アルバムタイトルに『実験室』と名付けられることはなくなりました。
1. 「第7実験室」入口
メジャーデビューを機にバージョンアップを試みたものの、時間的な制約から第5、第6実験室の音源をProToolsに組み込んだもの。
2. ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
(作詞・作曲:石井秀仁)
シングル候補にもなった楽曲。ミュージックビデオの音源とは若干の違いがあります。リフがNUMBER GIRLの楽曲に酷似しているという指摘もありますが、制作時期を考慮すると、意図的な盗作ではなく、影響を受けた結果として偶然似てしまった可能性が高いでしょう。歌詞もNUMBER GIRLを意識したパロディ的な要素が見られます。
3. まほらば憂愁(ブルーズ)
(作詞・作曲:石井秀仁)
アルバム『グッド、バイ。』に収録されている「まほらばぶる～す」の歌詞違いバージョンです。歌詞には、東京ロッカーズやナゴムレコード、トランスレコードなど、80年代に活躍したニューウェイヴ系のバンド名が多数登場します。当初の歌詞は太宰治から川端康成への手紙の引用でしたが、許可が下りず変更を余儀なくされました。幻となった当初の歌詞バージョンは『グッド、バイ。』に収録されており、ライブでもそちらのバージョンで歌われることが多いです。
4. マグロ
(作詞・作曲:桜井青)
メジャー1stシングルとしてリリース。
5. ドラマ「黒い球体」
オナン・スペルマーメイド、YA-SUと共演した恒例のドラマ。ボウリングをテーマにしています。
6. 黒い球体
(作詞:石井秀仁 作曲:村井研次郎)
ボウリングについて歌った楽曲です。
7. きりきりまいむ
(作詞:石井秀仁 作曲:武井誠)
後年、憶測を呼ぶことになった楽曲。
8. デジタブルニウニウ
(作詞・作曲:石井秀仁)
テクノポップを意識した楽曲で、石井秀仁自身は“中途半端さ”が持ち味だと語っています。曲名はサイバーニュウニュウに由来。
9. 体内騒音あやなしアンチ苦笑
(作曲:石井秀仁)
ラジオ番組「カリ≠ガリのカビラ官房長官」のエンディングテーマとして使用されていました。
10. わずらい
(作詞・作曲:石井秀仁)
イギー・ポップの「passenger」にコード進行とリズムパターンが偶然似てしまったと語られています。
11. 東京(トキオ)ロゼヲモンド倶楽部
(作詞・作曲:桜井青)
村井研次郎がアップライトベースを使用し、武井誠は「インチキだけどジャズっぽく演奏」しています。歌詞の内容が規制対象となり、当初は歌詞が掲載されませんでした。その後、公式HPの日記で失禁に関する歌詞とともに公開されています。
12. 空も笑ってる
(作詞・作曲:桜井青)
桜井青がボーカルを担当し、石井秀仁がギターを演奏しています。
13. 東京病
(作詞・作曲:桜井青)
桜井青自身が、制作した楽曲の中でベスト2、3に入る出来だと語っています。
14. 「第7実験室」出口
15. 失禁
(作詞・作曲:桜井青)
シークレット・トラックとして収録。「東京ロゼヲモンド倶楽部」の歌詞掲載ができなかったことに対するビクターレコードへの恨みを歌った曲だとされています。
石井秀仁（ボーカル、ギター）
桜井青（ギター、ボーカル）
村井研次郎（ベース、コーラス）
武井誠（ドラム、コーラス）
解説
本作は、cali≠gariのメジャーデビューを飾るアルバムです。目を引くジャケットのイラストは便器。これまで培ってきたアングラな雰囲気を色濃く残しつつ、ジャジーな楽曲から歌謡ポップ、カントリー、ギターロック、テクノチューンに至るまで、ジャンルにとらわれない幅広い音楽性を展開しています。
また、今作以降、アルバムタイトルに『実験室』と名付けられることはなくなりました。
収録曲について
1. 「第7実験室」入口
メジャーデビューを機にバージョンアップを試みたものの、時間的な制約から第5、第6実験室の音源をProToolsに組み込んだもの。
2. ハイカラ・殺伐・ハイソ・絶賛
(作詞・作曲:石井秀仁)
シングル候補にもなった楽曲。ミュージックビデオの音源とは若干の違いがあります。リフがNUMBER GIRLの楽曲に酷似しているという指摘もありますが、制作時期を考慮すると、意図的な盗作ではなく、影響を受けた結果として偶然似てしまった可能性が高いでしょう。歌詞もNUMBER GIRLを意識したパロディ的な要素が見られます。
3. まほらば憂愁(ブルーズ)
(作詞・作曲:石井秀仁)
アルバム『グッド、バイ。』に収録されている「まほらばぶる～す」の歌詞違いバージョンです。歌詞には、東京ロッカーズやナゴムレコード、トランスレコードなど、80年代に活躍したニューウェイヴ系のバンド名が多数登場します。当初の歌詞は太宰治から川端康成への手紙の引用でしたが、許可が下りず変更を余儀なくされました。幻となった当初の歌詞バージョンは『グッド、バイ。』に収録されており、ライブでもそちらのバージョンで歌われることが多いです。
4. マグロ
(作詞・作曲:桜井青)
メジャー1stシングルとしてリリース。
5. ドラマ「黒い球体」
オナン・スペルマーメイド、YA-SUと共演した恒例のドラマ。ボウリングをテーマにしています。
6. 黒い球体
(作詞:石井秀仁 作曲:村井研次郎)
ボウリングについて歌った楽曲です。
7. きりきりまいむ
(作詞:石井秀仁 作曲:武井誠)
後年、憶測を呼ぶことになった楽曲。
8. デジタブルニウニウ
(作詞・作曲:石井秀仁)
テクノポップを意識した楽曲で、石井秀仁自身は“中途半端さ”が持ち味だと語っています。曲名はサイバーニュウニュウに由来。
9. 体内騒音あやなしアンチ苦笑
(作曲:石井秀仁)
ラジオ番組「カリ≠ガリのカビラ官房長官」のエンディングテーマとして使用されていました。
10. わずらい
(作詞・作曲:石井秀仁)
イギー・ポップの「passenger」にコード進行とリズムパターンが偶然似てしまったと語られています。
11. 東京(トキオ)ロゼヲモンド倶楽部
(作詞・作曲:桜井青)
村井研次郎がアップライトベースを使用し、武井誠は「インチキだけどジャズっぽく演奏」しています。歌詞の内容が規制対象となり、当初は歌詞が掲載されませんでした。その後、公式HPの日記で失禁に関する歌詞とともに公開されています。
12. 空も笑ってる
(作詞・作曲:桜井青)
桜井青がボーカルを担当し、石井秀仁がギターを演奏しています。
13. 東京病
(作詞・作曲:桜井青)
桜井青自身が、制作した楽曲の中でベスト2、3に入る出来だと語っています。
14. 「第7実験室」出口
15. 失禁
(作詞・作曲:桜井青)
シークレット・トラックとして収録。「東京ロゼヲモンド倶楽部」の歌詞掲載ができなかったことに対するビクターレコードへの恨みを歌った曲だとされています。
メンバー
石井秀仁（ボーカル、ギター）
桜井青（ギター、ボーカル）
村井研次郎（ベース、コーラス）
武井誠（ドラム、コーラス）
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