筒井駅 (青森県)

筒井駅（青森県青森市）

筒井駅は、青森県青森市筒井三丁目にある青い森鉄道の駅です。副駅名として「青森高校前」が付与されており、近隣住民や青森県立青森高等学校の生徒の利用が多い駅です。

歴史

筒井駅は、青い森鉄道線における東[[青森駅]]と青森駅の間に新設された駅です。東北本線がJR東日本から青い森鉄道に移管された後、初めて開業した駅として知られています。駅の設置は、青い森鉄道線の運賃収入において大きな割合を占める通勤・通学客の利用を促進することを目的としていました。

2012年6月下旬に駅の設置工事が開始され、翌2013年10月まで工事が行われました。総事業費は約7億円で、国・青森県・青森市がそれぞれ3分の1ずつを負担しています。建設当初は「筒井新駅」という仮称で呼ばれていましたが、2013年6月に正式名称が「筒井駅」に決定しました。

年表

2012年6月25日：着工
2013年6月27日：駅名を筒井駅に決定
2014年3月15日：開業
2021年3月13日：ダイヤ改正に伴い、快速「しもきた」の乗り入れが廃止

駅構造

筒井駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅です。ホームは高さ7mの位置にあり、有効長は約90m（4両編成の列車に対応）で、一部に屋根が設置されています。駅は無人駅で、青森駅が管理を行っています。駅には階段の他にエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応しています。1階には自動券売機を備えた待合室が設けられています。

駅の基本的な構造は、2011年に移転改築された野内駅とほぼ同じです。朝のラッシュ時には駅員が配置され、集札、除雪、清掃業務などが行われます。夕方の青森方面に向かう一部列車では、全ドア扱い（信用乗車方式）が実施されています。

のりば

利用状況

青い森鉄道の発表によると、2018年度の1日平均乗車人員は795人であり、開業以来、利用者は順調に増加しています。参考として、2017年度の1日平均乗降人員は1,492人でした。

駅周辺

筒井駅は、青森県道40号青森田代十和田線および青森県道27号青森浪岡線と青い森鉄道線の高架が交差する付近に位置しています。青森市営バスの停留所「下筒井」と「筒井駅前（旧名：筒井中学校前）」の中間に位置しています。

駅の近隣には青森県立青森高等学校があり、駅が開業するまではバスや自転車を利用するか、2km以上離れた東[[青森駅]]からアクセスする必要がありました。筒井駅の開業により、高校生をはじめとする地域住民の利便性が向上しています。

周辺施設

青森県立青森高等学校
青森市立筒井中学校
青森市立筒井小学校

隣の駅

青い森鉄道

■青い森鉄道線

東[[青森駅]] - 筒井駅 - （青森信号場） - 青森駅

その他

筒井駅 (奈良県): 近鉄橿原線の駅（近鉄駅の方が先に設置されている）。

外部リンク

* 筒井駅 - 青い森鉄道

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