篠原篤

篠原 篤 (しのはら あつし)

篠原篤は1983年2月1日、福岡県に生まれた日本の俳優です。彼は所属事務所であるTOM companyを通じて、数々の舞台や映画、テレビドラマに出演し、多くのファンに支持されています。

経歴

篠原は2007年に福岡大学商学部を卒業し、24歳で上京する決意を固めました。彼の俳優としてのキャリアは、特に2015年に橋口亮輔監督の映画『恋人たち』に主演したことで一気に広がりました。この作品は第89回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画第1位に輝き、篠原自身も新人賞を受賞するなど、業界から高く評価されました。

受賞歴

• - 2016年 - 第89回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞（『恋人たち』）
• - 2016年 - 第30回高崎映画祭 優秀新進俳優賞（『恋人たち』）
• - 2016年 - 第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞（『恋人たち』）

主な作品

篠原は映画、テレビドラマにわたる幅広いジャンルで活躍しています。以下は彼の主な出演作です。

映画

• - 2010年 - 誘拐ラプソディー（榊英雄監督）
• - 2015年 - 恋人たち（橋口亮輔監督） - 主演・篠塚アツシ役
• - 2018年 - ラブ×ドック（鈴木おさむ監督） - 権田健一役
• - 2019年 - 風の電話（諏訪敦彦監督）
• - 2023年 - 渇水（髙橋正弥監督） - 大林役

テレビドラマ

• - 2010年 - 怪談新耳袋 庭の木（BS-TBS）
• - 2017年 - フランケンシュタインの恋（日本テレビ） - 宍喰丈役
• - 2018年 - この世界の片隅に（TBS） - 成瀬義明役
• - 2022年 - 今どきの若いモンは（WOWOW） - 高良秀樹役
• - 2023年 - 連続ドラマW 0.5の男（WOWOW） - 塩谷健太役

監督・執筆活動

篠原は俳優業だけでなく、監督としても活動しており、2013年には短編映画『始まりの風景』を制作。さらに、小説『椿象(かめむし)』や『ハナモコシの彼女』が文学賞の候補に挙がるなど、文筆活動でも才能を発揮しています。

まとめ

その独自の演技スタイルと多才な才能で、篠原篤は日本のエンターテインメント界において存在感を示しています。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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