緑莎坪駅

緑莎坪駅（ノッサピョンえき）

緑莎坪駅は、大韓民国のソウル特別市、龍山区龍山洞1街に位置しているソウル交通公社6号線の駅です。駅番号は629となっており、特に交通利便性の高い地域にあることから多くの利用者に親しまれています。

歴史

この駅は2000年12月15日に、当時のソウル特別市都市鉄道公社の6号線の一部として開業しました。その後、2013年12月26日に駅名が緑莎坪（龍山区庁）に変更されました。この変更は地域へのアクセスをより明確にする狙いがありました。さらに、2017年5月31日にはソウル特別市都市鉄道公社とソウルメトロの統合により、ソウル交通公社の駅としての運営が始まりました。

駅構造

緑莎坪駅は、1面2線の島式ホームを持つ地下駅です。待合室は円形の広場が設けられており、とても独特な雰囲気を醸し出しています。待合室から出入り口まで続く大きな吹き抜けは、明るく開放的で、エスカレーターも設置されているため、利用者にとって非常に快適です。この駅は、映画やドラマの撮影によく利用されるスポットでもあります。

さらに、駅構内の通路には、2002年のFIFAワールドカップにおいて韓国代表の選手たちを描いた子供たちの絵が壁に描かれており、訪れる人々にとって視覚的にも楽しめる空間となっています。駅には4つの出口があり、各方面へのアクセスも良好です。

のりば

緑莎坪駅には案内上ののりば番号は設定されていませんが、利用者が迷わずに乗換や利用ができるよう、分かりやすい構造になっています。

利用状況

近年の一日平均利用人員については、2000年の開業以来、徐々に増加を続けており、多くの通勤者や観光客がこの駅を利用しています。特に、開業初年の2000年は12月15日から31日までの17日間の平均数値が記録されています。

駅周辺の施設

緑莎坪駅周辺には、さまざまな施設が立ち並び、利便性が高いです。近くには龍山区庁や在韓フィリピン大使館、梨泰院1洞郵便局、ソウルデジテック高等学校などがあり、住みやすい環境となっています。また、南山大林アパートや龍山アパート、ドリームTエンターテインメント、YMCエンターテインメント、漢新アパート、梨泰院市場など、生活に密着した多くの施設も存在します。

隣の駅

緑莎坪駅の隣には、三角地駅（628番）と梨泰院駅（630番）があり、地域の交通網もとても充実しています。

脚注

緑莎坪駅は、韓国の鉄道駅の一つとして、今後も地域の発展に寄与していくことでしょう。

もう一度検索