群馬県道46号富岡神流線

群馬県道46号富岡神流線は、群馬県富岡市を起点とし、多野郡神流町に至る主要地方道です。

概要

起点は富岡市内の富岡交差点で、群馬県道10号前橋安中富岡線や国道254号に接続しています。富岡ICの北東に位置する内匠交差点までは旧道区間、そこから北東方向へ富岡バイパスに接続する区間が新道です。新道側の起点、しののめ跨線橋北交差点は、西毛広域幹線道路に直結し、広域的な道路網を形成しています。

内匠交差点から南へ進むと甘楽町に入ります。この付近までは道幅も比較的広く確保されていますが、秋畑地区を過ぎた那須大橋から先は道幅が狭くなり、急勾配が連続します。この区間から終点までは大型車の通行が困難となります。

路線は藤岡市の大山祇神社を経由し、神流町方面へと下っていきます。塩沢峠からは長く急な下り坂が続き、塩沢ダムを過ぎると終点である神流町大字万場で国道462号に接続します。

路線データ

起点：
富岡市富岡（国道254号交点〈富岡交差点〉）
富岡市富岡（国道254号富岡バイパス交点〈しののめ跨線橋北交差点〉）
終点：多野郡神流町大字万場（国道462号交点）

歴史

1920年（大正9年）に富岡万場線として県道に指定されました。その後、整理番号が付与され群馬県道33号富岡万場線となりました。2003年（平成15年）に万場町が中里村と合併し神流町となったため、現在の富岡神流線に名称が変更されました。

旧富岡万場線時代には、甘楽町秋畑 - 万場町間に通行不能区間が存在しましたが、1983年（昭和53年）から整備が進められ、1999年（平成11年）に全線開通しました。

2007年（平成19年）の台風9号の影響により、甘楽町秋畑で道路が陥没、一部片側交互通行となる区間や、藤岡市で土砂崩れによる通行止めが発生しましたが、いずれも修復工事は完了しています。

年表

1959年（昭和34年）：県道万場富岡線として路線認定
1966年（昭和41年）：富岡万場線として再認定
1993年（平成5年）：主要地方道に指定

道路施設

しののめ跨線橋（上信電鉄上信線）
道の駅甘楽

地理

通過する自治体

富岡市
甘楽郡甘楽町
藤岡市
多野郡神流町

交差する道路

国道254号・群馬県道10号前橋安中富岡線（富岡交差点）
群馬県道46号富岡神流線 支線（富岡市内匠）
群馬県道193号下仁田小幡線（甘楽町大字善慶寺・善慶寺交差点）
群馬県道197号下高尾小幡線（甘楽町大字小幡・小幡交差点）
群馬県道204号金井小幡線（甘楽町大字小幡）
群馬県道192号秋畑富岡線（甘楽町大字秋畑）
群馬県道177号会場鬼石線（藤岡市上日野）
御荷鉾スーパー林道
国道462号（神流町大字万場、終点）

支線

国道254号富岡バイパス（富岡市富岡・しののめ跨線橋北交差点、起点）
国道254号（富岡市富岡・しののめ跨線橋南交差点）
* 群馬県道46号富岡神流線（富岡市内匠）

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