羽根尾駅

羽根尾駅について

羽根尾駅は、群馬県吾妻郡長野原町大字羽根尾に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）吾妻線の駅です。

1971年3月7日に国鉄の駅として開業しました。開業当初は貨物取扱駅として駅員が配置されていましたが、1982年4月1日に貨物取扱が廃止されました。1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。2007年には、かつて存在した上屋付き荷役施設が解体され、側線のうち山側1本が撤去されました。2014年10月1日には東京近郊区間に編入され、2018年には架線が張られていない側線が全て撤去されました。

駅構造は、築堤上に島式ホーム1面2線を有する地上駅で、駅舎はありません。ホームは駅前広場よりも高い位置にあり、広場からは地下道を通ってホームへアクセスします。長野原草津口駅が管理する無人駅です。開業から1982年までは貨物取扱駅であったため、構内は広く、最大4本の側線がありました。吾妻線内で列車交換が可能な駅としては最西端に位置します。

のりば

（出典：JR東日本:駅構内図）









利用状況

群馬県統計年鑑によると、1日平均乗車人員は以下の通りです。

（※具体的な数値は年鑑を参照してください）

駅周辺

羽根尾城
吾妻川
羽根尾交差点：国道144号、国道145号、国道146号の起点

バス路線

「応桑道」停留所から、草軽交通が運行する路線バスが発着します。

急行草軽線・草軽病院線：軽井沢駅 / 草津温泉
長野原線：長野原草津口駅 / 北軽井沢

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■吾妻線

群馬大津駅 - 羽根尾駅 - 袋倉駅



外部リンク

駅の情報（羽根尾駅）：JR東日本



その他

この駅は、かつては貨物輸送で賑わいを見せましたが、時代の変化とともにその役割を終え、現在はひっそりと地域の足として利用されています。しかし、その広い構内や、かつて貨物列車が行き来したであろう線路跡は、この駅の歴史を物語る証拠として残っています。

また、駅の周辺は自然が豊かで、羽根尾城や吾妻川など、歴史や自然を感じられるスポットも点在しています。国道144号、145号、146号の起点となっており、交通の要所としての役割も担っています。バス路線も整備されており、周辺地域へのアクセスも便利です。

羽根尾駅は、鉄道の歴史、地域の自然や文化、そして交通の要所としての役割を併せ持つ、魅力的な駅と言えるでしょう。

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