羽田出入口

羽田出入口について

羽田出入口（はねだでいりぐち）は、東京都大田区にある首都高速1号羽田線の重要な出入り口です。この出入口は、東京方面と横浜方面の両方から利用可能なフルインターチェンジとして設計されています。また、羽田出入口の南側には高速大師橋があり、ここで神奈川1号横羽線とも接続されていることから、実質的に両路線をつなぐ役割も果たしています。

歴史

羽田出入口は1966年12月21日に供用を開始しました。以来、多くの車両がここを利用し続けています。2018年の5月14日には、上り線（東京方面）入口が長期にわたり閉鎖され、料金所設置工事のために不便が生じました。しかし、この閉鎖は2019年5月31日に解除され、再び利便性が戻りました。

標識情報

出口

• - 羽田出口:

- 東京方面: 109
- 横浜方面: 150
- 行き先: Haneda、蒲田、環八通り

入口

• - 羽田入口:

- 東京方面: 109
- 横浜方面: 150

接続道路

羽田出入口は東京都道311号環状八号線（環八通り）とも接続しています。この環八通りを利用すれば、羽田空港へスムーズにアクセスでき、多くのレンタカー会社が周辺に店舗を構えています。ただし、羽田空港内の案内カウンターでは車両の受け渡しは行えないため、周囲の店舗まで送迎を受ける必要があります。

周辺情報

羽田出入口周辺には、穴守稲荷駅や穴守稲荷神社があり、地域の名所として人々に親しまれています。また、東京国際空港へのアクセスが便利なため、特に旅行者には重要な交通路です。

交通制限

東京方面からのアクセスには、羽田トンネルが控えており、ここでは危険物を積載した車両の通行が禁止されています。従って、こうした車両は羽田出入口で流出する必要があります。また、東京方向の入口には、通行止め時に車両の滞留を防ぐために、鉄道の踏切に似た遮断機が設置されています。

この入口は毎月第2日曜日の夜に、ETC機器のメンテナンスのために通行止めとなることがあります。メンテナンスのための措置が必要な理由は、料金所が1レーンのみの設置であるため、通行に支障を来す可能性があるからです。例えば、同様の措置は3号渋谷線渋谷入口（下り）でも見られます。

隣接の出入口

羽田出入口の隣にはその他の出口も存在し、首都高速1号羽田線の空港西出入口や神奈川1号横羽線の大師出入口があります。いずれも交通の要所として大きな役割を担っています。

料金区分

2012年までは、羽田出入口が東京線と神奈川線の料金区境として機能していましたが、その後、料金体系が距離別制へと移行しました。これに伴い、上り線入口に料金所が新設され、本線の料金所が撤去されることでスムーズな通行が可能になりました。なお、東京と神奈川の管理境界は、多摩川にある高速大師橋で設定されています。

羽田出入口は、東京都と神奈川県を結ぶ重要な交通インフラとして、今後も多くの利用者に支持され続けることでしょう。

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