舞子スノーリゾート

新潟県南魚沼市舞子に広がる舞子スノーリゾートは、関越自動車道のアクセスに優れたスキー場です。現在はホスピタリティパートナーズグループの一員であるスマイルスキーリゾートによって運営されています。かつては東京ドームの関連会社が運営を手がけていた時期もあります。

ゲレンデ構成

舞子スノーリゾートのゲレンデは、中心に位置する舞子ゴンドラを軸として、「舞子エリア」「長峰エリア」「奥添地エリア」の3つのセクションに分かれています。

舞子エリア: 舞子高原ホテルを中心に、リフトやコースが配置されています。スノーパークも整備されており、様々なスタイルで楽しめます。
長峰エリア: 舞子ゴンドラの山頂駅からスタートする「ランランコース」が主要コースです。このコースを使えば、山麓まで最大6,000mのロングクルージングが可能です。
奥添地エリア: こちらは標高が高く、眺望の良い中級者および上級者向けのコースが中心です。整備されたコースに加え、パウダースノーを楽しめる非圧雪コースも用意されています。

これら3つのエリアを合わせて、合計24種類の多様なコースが用意されており、初心者から上級者までレベルに合わせて楽しむことができます。

歴史

このスキー場の歴史は1959年12月20日に遡ります。「石打後楽園スキー場」として開場しました。その後、「舞子高原後楽園スキー場」と名称を変え、2007年 5月31日までは株式会社東京ドーム・リゾートオペレーションズという東京ドームグループの会社が経営を行っていました。

2007年2月23日に基本合意が結ばれ、同年4月27日には株式会社東京ドームとモルガン・スタンレー証券との間で、当スキー場を含む複数のレジャー資産に関する営業譲渡契約が締結されました。これにより、同年6月1日からは運営体制が一新されました。当時はモルガン・スタンレーグループが設立した不動産ファンド傘下のセントレジャー・グループ、具体的には株式会社セントレジャー・舞子リゾートが運営を担いました。

その後、2011年12月からはホスピタリティパートナーズグループの株式会社スマイルスキーリゾートが事業を承継しました。そして、2012年6月にスキー場名称が現在の「舞子スノーリゾート」に変更され、現在に至ります。

施設

ゲレンデ内には、山麓エリアだけでなく中腹エリアにも複数のレストハウスが点在しており、休憩や食事が可能です。

舞子高原ホテル: 1997年12月に「舞子後楽園ホテル」として開業し、後に改称されました。2008年から夏季営業を休止していましたが、2012年に再開しました。延床面積は約9,559m²で、7階建ての建物に洋室、和室、和洋室合わせて計62室の客室を備えています。レストランや会議室、温泉施設も完備しています。
舞子高原ロッジ: ホテルと同様に宿泊施設として利用できます。
スキーセンター: 日帰り利用者の拠点となる主要施設です。レストラン、更衣室、チケットカウンター、レンタルスキー・ボードショップ、日帰り温泉施設、お土産販売店、託児室など、多様な機能が集約されています。

索道（リフト・ゴンドラ）も充実しており、各コースへのスムーズなアクセスを可能にしています。

宿泊利用と日帰り利用では駐車場が分けられています。日帰り利用者はスキーセンター前のゴンドラパーキングを利用するのが一般的です。路線バスは舞子高原ホテル前とゴンドラパーキングの両方に停車するため、どちらの利用者も便利にアクセスできます。（土曜日のみ駐車料金が1,000円かかります）

交通アクセス

公共交通機関: JR上越新幹線・上越線の越後湯沢駅から無料シャトルバスが運行されています。舞子高原ホテルまでは約20分、日帰りスキーセンターまでは約30分で到着します。
自動車: 関越自動車道の塩沢石打インターチェンジからわずか約1分という、非常に便利な立地にあります。

その他

旧称には石打後楽園スキー場や舞子後楽園スキー場などがあります。また、過去にはテレビ番組のロケーション撮影にも使われたことがあります。近隣には飯士山や宝林寺などがあります。スマイルリゾートグループとしては、湯沢中里スキー場やムイカスノーリゾートなども運営しています。

公式サイトやFacebookページなどで最新情報を確認できます。

もう一度検索