芝山駅

芝山駅について

芝山駅（じーしゅあんえき）は、台湾・台北市の士林区に位置する台北捷運の淡水信義線に属する駅で、駅番号は「R17」です。この駅の特長は、その北東部にある自然史跡・芝山岩と道観である芝山巖にちなむ名前が付けられている点です。また、台北の高級住宅地として知られる天母地域に近く、多くの住民や観光客に利用されています。

歴史

芝山駅は1997年3月28日に淡水線の淡水から中山までの区間が正式に開通した際に開業しました。今後も進化を遂げており、2010年11月20日に第2出入口が増設され、さらに2016年11月24日には可動式ホーム柵の利用が開始されました。

駅の構造

芝山駅は高架にあり、1面2線の島式ホームを備えています。改札口は北側と南側にそれぞれ1ヶ所ずつ設けられ、それぞれの出入口も改札に連動して分かれています。具体的には、1号出口は駅の南端、2号出口は北端に位置し、アクセスが便利です。

• - 1号出口（福国路側）
• - 2号出口（徳行西路側）

利用状況と周辺施設

駅周辺は福華路と福国路の交差点付近にあり、教育機関や公園、ショッピング施設が充実しています。具体的には、以下のような学校が立地しています：

• - 蘭雅小学校
• - 雨農小学校（芝山岩の近くに位置）、この学校名は戴笠に由来。
• - 文昌小学校
• - 台北日本人学校

また、周辺にはさまざまな公園や歴史的な場所もあり、特に芝山公園や芝山文化生態緑園、芝山岩、忠誠公園などが近隣に存在しています。これらの施設は、住民のレクリエーションや文化的交流の場となっています。

さらに、ショッピングモールや百貨店も多数存在し、大葉高島屋百貨店や遠東SOGO百貨、また新光三越百貨も近くにあります。大葉高島屋百貨店へのアクセスは、無料のシャトルバスが運行されています。

アクセスと公共交通機関

駅付近には4つのバス停が存在し、「捷運芝山站一」、「捷運芝山站（文林）」、「捷運芝山站（福國）」、「捷運芝山站（福華）」と名付けられています。1号出口の近くでは、福国路沿いおよび文林路沿いでバスが利用可能で、士林、関渡、内湖などへの路線が接続しています。また、プロ野球シーズン中には台北市立天母野球場行きの無料バスも運行されています。

隣接駅

芝山駅の隣には明徳駅（R18）、士林駅（R16）が位置しており、これらの駅を利用することで台北市内をスムーズに移動することができます。

まとめ

芝山駅は、自然史跡や教育機関、公園が豊富な地域に位置し、台北市内の重要な交通拠点として機能しています。快適な環境と便利なアクセスが組み合わさって、多くの人々に利用されています。

もう一度検索