士林駅(しりんえき)
士林駅は、
台湾台北市士林区に位置する
台北[[捷運]](MRT)淡水信義線の駅です。駅番号はR16で、将来的に環状線との接続が計画されています。本稿では、現在の
捷運駅に加え、かつて存在した
台湾鉄路管理局(台鉄)淡水線の士林駅についても言及します。
駅概要
士林駅は、中正路の南側、中山北路と文林路の間に位置します。淡水線のホームは中正路口と福德路口の間にある公園の上に設置されており、環状線のホームは中正路の地下を通る予定です。駅名は、現在の地名と台鉄時代の駅名である「士林」に由来しています。
歴史
台湾鉄路管理局(台鉄)士林駅
1901年8月25日:台鉄淡水線の開通に伴い、士林停車場として開業しました。
1988年7月15日:台鉄淡水線の営業が停止され、翌日に廃止されました。
1997年3月28日:台北[[捷運]]淡水線(淡水~中山)の開通に合わせて開業しました。
2015年12月22日:可動式ホーム柵の運用が開始されました。
2020年代:捷運環状線北環段(剣南路~新北産業園区)の開通に伴い、環状線の駅も開業予定です。
駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅です。環状線が開通すると、高架駅(淡水信義線)と地下駅(環状線)が併設される形になります。現在使用されている淡水線の高架駅には2つの出入口があります。環状線の地下駅については、まだ出入口の設計は完了していません。
駅階層
(階層構造についての詳細な情報が提供されていないため、このセクションは省略します。)
駅出口
出口1: 駅の北端(中正路南側)
出口2: 駅の南端(福徳路北側)
パブリックアート
駅の非常階段のそばには、「飛翔午夜彩虹」というモザイク作品が設置されています。作者は蘋果人です。
利用状況
(具体的な利用状況のデータは提供されていません。)
駅周辺
士林駅周辺には、多くの観光スポットや施設があります。
士林官邸: 歴史的な庭園と邸宅。
士林紙業: かつての製紙工場。
士林国中・士林国小: 地元の小中学校。
銘伝大学(台北キャンパス): 大学は士林駅と剣潭駅の間に位置します。
郭元益食品: 老舗の菓子店で、士林駅と芝山駅の間に位置します。
郭元益お菓子博物館: 菓子に関する博物館。
福林公園: 市民の憩いの場。
士林農会: 地元の農業協同組合。
中正ボウリング場: ボウリング施設。
冨士大石寺顕正会台北会館: 宗教施設。
YouBike(台北市公共自転車): 駅の2番出口付近にステーションがあります。
国立台湾科学教育館: 科学に関する博物館。
台北市立天文科学教育館: 天文に関する博物館。
台北市立児童新楽園: 遊園地。
芝山公園: 芝山巌恵済宮や芝山巌学堂跡地があります。また、芝山巌事件の碑も設置されています。
ルネッサンス台北士林ホテル: ホテル。
バス路線
駅周辺には「捷運士林站」バス停があり、陽明山、科学教育館、故宮、外双渓、円山、行天宮、台北駅などへのバスが利用できます。特に、国立故宮博物院へは、出口1から中正路沿いのバス停を利用するのが便利です。
隣の駅
淡水信義線: 芝山駅(R17) -
士林駅(R16) -
剣潭駅(R15)
台湾鉄路管理局(廃止)
淡水線: 剣潭駅 - 士林駅 - 石牌駅
脚注
(注釈、出典は省略します)
外部リンク
士林駅周辺地図(台北[[捷運]]公司)