芝浦工業大学柏中学高等学校

芝浦工業大学柏中学高等学校

芝浦工業大学柏中学高等学校（しばうらこうぎょうだいがくかしわちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、千葉県柏市増尾に所在する私立中高一貫校です。通称「芝柏（しばかし）」として親しまれています。

概要

本校は芝浦工業大学の併設校であり、高校からの入学も可能です。高校では2年次から内部進学者と外部進学者が混合クラスとなります。

建学の精神: 創造性の開発と個性の発揮
教育方針:
1. 創造性の教育
2. 主体性の教育
3. 生きる力の教育
4. 感性の教育
5. 健康と安全の教育

沿革

1930年: 東京高等工学校付属普通部（芝浦工業大学付属第一高等学校の前身）設置
1948年: 芝浦高等学校（新制）設置
1954年: 芝浦高等学校を芝浦工業大学工業高等学校と校名変更
1975年: 芝浦工業大学工業高等学校を芝浦工業大学付属第一高等学校と校名変更
1980年: 芝浦工業大学柏高等学校設立（男子校として）。芝浦工業大学付属第一高等学校は1984年に閉校。
1990年: 男女共学化
1999年: 中学校開校
2004年: 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール（SSH）に指定
2018年: 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール（基礎枠実践型）に再指定
2022年: 中根正義が校長に就任

校風とカリキュラム

比較的自由な校風で、生徒の自主性を尊重する教育が行われています。ノーチャイム制を採用し、生徒自身が考え行動する力を養うことに力を入れています。理科教育に力を入れており、理科専用フロアの設置やSSC（芝浦サイエンスクラス）の導入などが特徴です。

カリキュラムは週6日制で、土曜日は半日授業です。中学では週36時間、高校では高1が35時間、高2が34時間、高3が22～34時間の授業時間を確保し、学力向上に努めています。SSH指定校として、探究活動にも積極的に取り組んでいます。希望者には、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダへの短期留学制度があります。

2024年度の大学合格実績として、東京大学、東京工業大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京理科大学など難関大学への合格者を多数輩出しています。

入試情報

中学校: 一般入試（2回）、課題作文入試（1回）
高等学校: 一般入試（2回）

学校行事

球技大会
グリーンスクール（中学2年生）
研修旅行（中学3年生）
文化祭（増穂祭）
合唱祭
運動会（中学生のみ）

施設

売店
カフェテリア
和室（有元庵）
図書室
ピロティ
グリーンホール
自動販売機
中庭

部活動・サークル活動

多くの生徒が部活動に所属し、活発な活動を行っています。また、サークル活動も盛んで、生徒会やクラブ連合会の承認を得て設立されます。

交通アクセス

東武アーバンパークライン 新柏駅から徒歩25分（スクールバス5分）
東武アーバンパークライン 増尾駅から徒歩約20分
JR常磐線・東武アーバンパークライン 柏駅からスクールバスまたは東武バス15分

校歌

校歌は小椋佳作詞・作曲の「毎日が喜び」。学校周辺の様子が歌詞に綴られています。

著名な出身者

浦上壮平（エスプール創業者）
小宮山悟（野球選手）
木戸章之（アイスダンス選手）
清水貴之（政治家）
斉藤健仁（スポーツライター）
鈴木遥（アナウンサー）
倉部史記（著作家）

関連情報

芝浦工業大学柏中学高等学校公式サイト
芝浦工業大学
* 芝浦工業大学附属中学高等学校

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