新柏駅

新柏駅

新柏駅（しんかしわえき）は、千葉県柏市新柏一丁目にある、東武鉄道野田線（東武アーバンパークライン）の駅です。駅ナンバリングはTD 25です。

歴史

新柏駅は、1983年（昭和58年）7月21日に開業しました。駅の開設前には、駅東側の地名から「名戸ヶ谷駅」という仮称が地元で使われていましたが、駅周辺の地名が「名戸ヶ谷」から「新柏」へ変更されることが予測されたため、「新柏駅」と名付けられました。2022年（令和4年）11月18日には、駅の高架下に商業施設「EQUiA（エキア）新柏」がオープンしました。

駅構造

新柏駅は、島式ホーム1面2線を有する高架駅です。駅が谷間に立地しているため、このような構造になっています。駅の増尾側には踏切があり、柏側には踏切と歩道橋があります。駅が新設される前は、谷戸を横断する土盛りの築堤でした。増尾側にはホーム延伸スペースが確保されています。ホームと駅舎を結ぶ階段は、ホームの柏寄り端に1ヶ所のみ設置されています。エスカレーターは、階段に併設された踊り場を挟んで同じ方向に2基設置されています。2011年（平成23年）3月には、エレベーターが新設されました。エレベーターが新設される前は、車椅子などの利用者は駅員の付き添いのもと、エスカレーターを任意方向に動かして対応していました。2011年度（平成23年度）には、駅構内に設置されていた案内板がピクトグラムを用いたデザインに交換されました。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間が一体になった自立式案内板が設置されました。2022年（令和4年）7月頃には、東武鉄道が計画的に行っている「駅リニューアル」の対象駅となり、駅コンコース、階段、トイレ、高架下の4ヶ所が同時にリニューアルされました。その後、高架下には日高屋とマツモトキヨシ（EQUiA新柏店）が新規オープンしました。2023年（令和5年）7月には、固定式ホーム柵が整備されました。

のりば

駅高架下商業施設（EQUiA）

駅高架下には、「EQUiA（エキア）新柏」という商業施設があります。出店店舗の詳細については、EQUiA（エキア）公式サイトをご覧ください。

利用状況

2023年度（令和5年度）の1日平均乗降人員は20,030人です。近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通りです。

（データは省略）

駅周辺

東口

東口にはロータリーが整備されており、東側には千葉県道51号市川柏線が走っています。

西口

西口には千葉県道261号松戸柏線が走り、約1.8キロメートル（徒歩約22分）の場所にJR南柏駅があります。

バス路線

新柏駅には、開業以来、長らく路線バスが発着していませんでしたが、東口側の駅前ロータリー改良工事が完了したことに伴い、2014年（平成25年）9月29日に名戸ヶ谷・新田原を経由して柏駅東口へ至る路線が開設されました。

東武バスセントラル沼南営業所

柏駅東口（名戸ヶ谷記念病院前・新田原経由）[柏33]：朝夕数本
柏駅東口（名戸ヶ谷記念病院前・常盤台経由）[柏34]：日中は40分に1本

また、これ以前から老人福祉センター行きの送迎バス、芝浦工業大学柏中学高等学校・二松學舍大学附属柏中学高等学校へのスクールバスが駅前ロータリーを発着しています。さらに、イオンモール柏の無料シャトルバスが駅前の高架下付近を指定乗降場としています（専用ポールなどは存在しません）。

この他、駅西側（徒歩7分程度）の京葉銀行つくしが丘支店・柏つくしが丘郵便局近くには、「つくしが丘」と「豊住」の各停留所があり、そこにはJR南柏駅と光ヶ丘・酒井根を結ぶ東武バスセントラルの路線（南柏02系統）が通っています。2014年（平成26年）の柏33系統開設前は、バスを利用する手段はこれしかなく、現在でも本数としては1時間に3〜4本発着しており、新柏駅発着のバスよりも多く発着しています。

付記

東口正面には、名戸ヶ谷前土地区画整理事業記念碑とモニュメント、および柏市制30周年記念樹が設置されています。

隣の駅

東武鉄道

■東武アーバンパークライン

■急行：通過
■普通：柏駅 (TD 24) - 新柏駅 (TD 25) - 増尾駅 (TD 26)

脚注

（脚注は省略）

利用状況

東武鉄道の1日平均乗降人員

（データは省略）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

新柏駅（駅情報） - 東武鉄道

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