芦屋川駅

芦屋川駅の概要

芦屋川駅（あしやがわえき）は、兵庫県芦屋市西山町にある阪急電鉄神戸本線の駅です。駅番号はHK-10です。昔から地域交通の重要な役割を担っており、観光地やビジネスエリアへのアクセスにも利用されています。

駅の歴史

芦屋川駅の開業は1920年7月16日で、その際、阪神急行電鉄（現在の阪急電鉄）の神戸線が開通しました。駅舎は1957年に改築され、その後も地域のニーズに応え続けています。

阪神・淡路大震災の影響

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、芦屋川駅も被災しました。この影響により営業を一時休止しましたが、4月7日には夙川駅から岡本駅間が復旧し、徐々に通常運行が再開されました。6月12日には神戸線が全線開通し、再び多くの乗客を迎え入れることができるようになりました。

駅の構造

芦屋川駅は、相対式ホームを備えた地上駅で、2面2線の構成になっています。ホームは東側で芦屋川を跨いでいて、駅舎はその西岸に位置しています。改札口は1階に1か所のみ存在し、分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所としての役割も果たしています。

のりば

実際の構内にはのりば番号の表記はありませんが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビTOKKアプリ」では、神戸三宮方面行きが1号線、大阪梅田方面行きが2号線として表示されています。

利用状況

2021年度の通年平均乗降人員は12,692人であり、多くの人々に利用されています。近年の乗降・乗車人員の推移は安定しており、地域住民や観光客にとって欠かせない交通手段となっています。

駅周辺の施設

駅周辺には多くの施設があり、充実した環境が整っています。具体的には、以下のような施設があります。

• - 芦屋川: 自然を楽しむことができ、周囲には散策路もあります。
• - 阪急タクシー乗り場: 駅南側に位置しており、タクシーの利用ができます。
• - パセオ芦屋: ショッピングや飲食が楽しめる複合施設。
• - 芸術関連施設: 滴翠美術館や俵美術館があり、地域の文化を触れ合うことができます。
• - 旧山邑家住宅（ヨドコウ迎賓館）: 歴史的価値のある建物が見学可能です。
• - バス路線: 駅前の道路沿いに阪急バスのバス停があり、芦屋市内へのアクセスが便利です。

移動手段

芦屋川駅は、周辺の交通機関との連携も強化されており、利用者にとって非常に便利です。バス停には阪急バスが多数停車し、特にJR芦屋方面行きの路線が多く、地域内を移動する際に役立ちます。

隣接駅

芦屋川駅の隣には、夙川駅（HK-09）と岡本駅（HK-11）があり、これらの駅も神戸本線の主要な接続点として機能しています。特急や急行列車は通過しますが、普通列車は停車します。

芦屋川駅は、その利便性と地域の魅力を兼ね備えた駅として、今後も多くの人々に利用され続けるでしょう。

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