茨城県道・千葉県道107号江戸崎神崎線

茨城県道・千葉県道107号江戸崎神崎線

茨城県道・千葉県道107号江戸崎神崎線は、茨城県稲敷市から千葉県香取郡神崎町へと至る、総延長約13kmの主要地方道です。この路線は、両県を結ぶ重要な役割を担い、地域住民の生活や経済活動を支えています。

概要

この県道は、茨城県稲敷市高田で茨城県道103号江戸崎下総線から分岐し、東へと進みます。神向寺交差点からは国道125号と重複し南下、幸田からは再び単独区間となり、神崎大橋で利根川を渡って千葉県香取郡神崎町に入り、小松交差点で千葉県道63号成田下総線と接続します。

路線データ

起点：茨城県稲敷市高田（茨城県道103号江戸崎下総線交点）
終点：千葉県香取郡神崎町小松（千葉県道63号成田下総線交点）
総延長：13.103 km
茨城県区間：9.679 km
千葉県区間：3.424 km
重用延長：3.279 km
茨城県区間：2.906 km
千葉県区間：0.373 km
実延長：9.824 km
茨城県区間：6.773 km
千葉県区間：3.051 km

歴史

1959年（昭和34年）10月14日、茨城県によって県道江戸崎神崎線として路線認定されました。その後、1995年（平成7年）に整理番号が107に変更され、現在に至ります。

年表

1959年（昭和34年）10月14日：県道江戸崎神崎線として茨城県が路線認定。
1967年（昭和42年）5月12日：利根川に架かる神崎大橋が供用開始。
1970年（昭和45年）4月27日：稲敷郡江戸崎町高田地内の狭隘道路が改築。
1995年（平成7年）3月30日：茨城県区間の整理番号が272から107に変更。
2000年（平成12年）4月1日：稲敷郡江戸崎町高田 - 桜川村神宮寺の区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。
2001年（平成13年）3月1日：稲敷郡東町幸田 - 県境の区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。

路線状況

この路線の一部、稲敷市幸田から橋向（千葉県境）までは、緊急輸送道路として、災害時の被害拡大防止のため、道路用地内の電柱設置が制限されています。

別名

利根水郷ライン：千葉県香取郡神崎町神崎神宿から成田市小松までの約2.5km区間は、利根水郷ラインの一部を構成しています。この区間は、かつて国道356号の旧道が県道に降格したものです。

重複区間

国道125号：茨城県稲敷市神宮寺 - 同市幸田 (2.883 km)
国道356号：千葉県香取郡神崎町神崎本宿 - 同町神崎神宿(約0.3 km)

道路施設

大須賀橋（稲敷市幸田）
幸田橋（新利根川、稲敷市）
神崎大橋（利根川、茨城県稲敷市 - 千葉県神崎町県境）：千葉県が管理し、維持管理費は両県で折半。
神崎大橋側道橋（利根川、茨城県稲敷市 - 千葉県神崎町県境）

地理

沿線は田畑が広がる農村地帯で、茨城県と千葉県の県境には利根川が流れています。稲敷市幸田の幸田橋付近には、「新利根川」の石碑が建てられています。

通過する自治体

茨城県：稲敷市
千葉県：香取郡神崎町

交差する主な道路

国道125号（重複）
茨城県道5号竜ヶ崎潮来線
茨城県道・千葉県道11号取手東線
国道356号

沿線

土浦カントリー倶楽部（稲敷市神宮寺）
大杉神社（稲敷市阿波）
神崎神社（香取郡神崎町神崎本宿）

脚注

注釈

[注釈が必要な場合はここに記述]

出典

[出典に関する情報をここに記述]

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』
千葉県香取土木事務所『道路の現況 平成29年4月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧
* 千葉県の県道一覧

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