茨城県道・栃木県道257号西小塙真岡線

茨城県道・栃木県道257号西小塙真岡線

茨城県道・栃木県道257号西小塙真岡線は、茨城県桜川市から栃木県真岡市に至る、全長18.439kmの主要地方道です。この路線は、茨城県と栃木県の県境を越えて、両県を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この道路は、茨城県桜川市の東部から北東部、そして栃木県益子町の南部を経由し、真岡市の市街地へと続いています。大部分の区間では片側1車線が確保されていますが、益子町の一部など、センターラインのない区間も残っています。この道路は、地域住民の生活道路として、また両県間の移動手段として、重要な役割を果たしています。

路線データ

起点：茨城県桜川市友部（羽黒交差点、国道50号交点）
終点：栃木県真岡市荒町（荒町寿町交差点、栃木県道46号宇都宮真岡線、栃木県道47号真岡上三川線交点）
総延長：18.439 km
茨城県区間：7.174 km
栃木県区間：11.265 km
実延長：18.407 km
茨城県区間：7.174 km
栃木県区間：11.233 km

歴史

この路線は、1959年（昭和34年）に茨城県が県道西小塙真岡線として認定したのが始まりです。当初は西茨城郡岩瀬町大字西小塙を起点とし、真岡市を終点とする区間が指定されました。1995年（平成7年）には整理番号が257に変更され、現在に至ります。路線認定後、何度かの区間変更や延長を経て、現在の形になりました。

年表

1959年（昭和34年）10月14日：茨城県が県道西小塙真岡線として路線認定。
1961年（昭和36年）4月1日：栃木県が一般県道として認定。
1970年（昭和45年）4月6日：国道50号の改築に伴い、起点側の道路を延長。
1990年（平成2年）4月9日：西茨城郡岩瀬町大字西小塙 - 大字南飯田の現道拡幅及びバイパス新設する道路区域が決定。
1995年（平成7年）3月30日：茨城県区間において、整理番号が287から257に変更。
2009年（平成21年）4月1日：終点が真岡市市役所前交差点から荒町寿町交差点に変更。

路線状況

重複区間

茨城県道289号富谷稲田線（桜川市亀岡 - 同市南飯田）：約1.1km

道路施設

田野橋（小貝川、栃木県益子町 - 真岡市）

地理

通過する自治体

茨城県：桜川市
栃木県：芳賀郡益子町、真岡市

交差する道路

茨城県道289号富谷稲田線（桜川市亀岡 - 南飯田まで重複）
栃木県道・茨城県道286号深沢岩瀬線（桜川市門毛）
栃木県道297号山本下大羽線（芳賀郡益子町大字山本）
茨城県道・栃木県道41号つくば益子線（芳賀郡益子町大字長堤・長堤交差点）
栃木県道166号西田井二宮線（真岡市小林・小林北交差点）
国道294号真岡バイパス（真岡市荒町・御前交差点）

沿線にある施設など

道の駅ましこ（芳賀郡益子町大字長堤）

その他

この路線は、地域住民にとって重要な生活道路であり、沿線には道の駅などの施設も存在します。歴史的にも、茨城県と栃木県を結ぶ重要な道路として、その役割を果たしてきました。

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』
栃木県県土整備部道路保全課 『道路現況調書 平成19年4月1日現在』

関連項目

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