茨城県道158号上金沢栃原線

茨城県道158号上金沢栃原線について

茨城県道158号上金沢栃原線は、茨城県久慈郡大子町内を通る県道です。この路線は、国道461号から分岐して南下し、久慈川水系の押川支流である相川沿いを山へと登り、茨城県道32号大子美和線へと接続します。総延長は約10kmですが、八溝山地の尺丈山系を越える約2.5kmの区間が不通となっており、実際には上金沢側と栃原側の双方から進入しても途中で行き止まりとなります。

路線の概要

起点: 茨城県久慈郡大子町大字上金沢207番地先（国道461号交点）
終点: 茨城県久慈郡大子町大字栃原994番地先（茨城県道32号大子美和線交点）
総延長: 9.887 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 9.887 km
自動車交通不能区間延長: 2.529 km

この路線は、大子町の山間部を縫うように走り、自然豊かな景観が楽しめます。しかし、不通区間があるため、全線を通しての利用はできません。

歴史

この路線の前身は、1959年（昭和34年）に認定された県道上金沢頃藤線です。1977年（昭和52年）に、この路線の一部が主要地方道へ昇格したことに伴い、残存区間を新たな路線として、県道上金沢栃原線が認定されました。その後、1995年（平成7年）に茨城県道の路線再編により、現在の整理番号158に変更されました。

年表

1959年（昭和34年）10月14日: 県道上金沢頃藤線が路線認定
1977年（昭和52年）2月14日: 県道上金沢栃原線として路線認定、道路区域が決定
1977年（昭和52年）2月14日: 県道上金沢頃藤線が廃止
1995年（平成7年）3月30日: 整理番号が197から158に変更

交通量

道路交通調査によると、久慈郡大子町栃原883付近の交通量は1日あたり22台となっています。

地理

この路線は、茨城県久慈郡大子町内を通過します。特に、山間部を通るため、一部区間は自動車での通行が困難です。

特記事項

通行不能区間: 八溝山地の尺丈山系を越える約2.5kmの区間は通行できません。
道路状況: 栃原側では、約1km区間が通行可能です。

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 常陸大宮土木事務所大子工務所（道路の管理事務所）

この路線は、地域住民の生活道路として重要な役割を果たしていますが、通行不能区間があるため、利用の際には注意が必要です。また、自然豊かな環境を通るため、ドライブやツーリングの際には、安全運転を心がけてください。

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