茨城県道57号常陸那珂港南線

茨城県道57号常陸那珂港南線について

茨城県道57号常陸那珂港南線は、茨城県ひたちなか市内を東西に結ぶ主要地方道です。この路線は、常陸那珂港ICを起点とし、ひたちなかICを終点とする全長約4.9kmの道路で、一部区間は自動車専用道路として整備されています。特に、ひたちなか市馬渡（ひたち海浜公園IC）からひたちなか市部田野（ひたちなかIC）までの区間は、常陸那珂有料道路として供用されており、高速道路のような機能を有しています。

路線概要

起点: 茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町字千駄切（常陸那珂港IC）
終点: 茨城県ひたちなか市部田野字象司免（ひたちなかIC）
総延長: 4.923 km
実延長: 4.728 km
自動車専用道路区間: 常陸那珂港IC - ひたちなかIC
有料道路区間: ひたちなか市馬渡（ひたち海浜公園IC） - ひたちなか市部田野（ひたちなかIC）
高速道路ナンバリング: E50（北関東自動車道、東水戸道路と共通）

歴史

1983年（昭和58年）に都市計画道路として事業化され、同年11月には県道として路線認定されました。その後、道路区域の決定や主要地方道への指定を経て、1995年（平成7年）に現在の整理番号57に変更されました。1998年（平成10年）には、常陸那珂港ICからひたち海浜公園IC間が開通し、翌年にはひたち海浜公園ICからひたちなかIC間が開通し、全線が開通しました。その後、路線の延伸や車両の重量・高さ制限の指定、国際コンテナ車の重量・長さ上限を引き上げる道路への指定などの変更が行われています。

1983年4月14日：都市計画事業化
1983年11月10日：県道常陸那珂港南線として路線認定
1993年5月11日：主要地方道に指定
1995年3月30日：整理番号が57に変更
1998年12月17日：常陸那珂港IC - ひたち海浜公園IC間供用開始
1999年7月22日：ひたち海浜公園IC - ひたちなかIC間供用開始
2000年4月1日：全区間が最大重量限度25トンの道路に指定
2004年3月22日：全区間が高さ最高限度4.1mの道路に指定
2019年7月31日：国際コンテナ車の重量・長さ上限引き上げ道路に指定

路線状況

この道路は、緊急輸送道路として指定されており、災害発生時には重要な役割を担います。そのため、道路用地内への電柱の設置が制限されており、災害時の被害拡大を防ぐための措置が講じられています。

地理

この道路は、以下の道路と交差しています。

茨城県道6号水戸那珂湊線・茨城県道62号常陸那珂港山方線（常陸那珂港IC）
茨城県道247号常陸海浜公園線（ひたち海浜公園IC）
国道245号・東水戸道路（ひたちなかIC）

インターチェンジ

インターチェンジの番号は、北関東自動車道・東水戸道路から連番で付与されています。

車線・最高速度

車線数や最高速度については、具体的な情報は提供されていません。

関連情報

茨城県道路現況調書
茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在
茨城県道路公社（常陸那珂有料道路の管理）
* 茨城県道路公社


この道路は、ひたちなか港と内陸部を結ぶ重要な役割を担っており、地域の経済活動や物流を支える上で欠かせない存在となっています。

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