茶山駅 (福岡県)

茶山駅の概要

茶山駅（ちゃやまえき）は、福岡県福岡市城南区茶山一丁目に存在する福岡市地下鉄七隈線の駅です。この駅の駅番号はN09であり、近隣住民や通勤客にとって重要な交通拠点となっています。

茶山駅のシンボルマークは、空港線や箱崎線のデザインを手掛けた西島伊三雄が描いたもので、彼の死去後に息子である西島雅幸が原案を基に完成させました。このマークは、かつて「茶山」と呼ばれる地域に広がっていた茶畑を想起させる茶葉の新芽をモチーフにしています。また、駅の識別色はDIC-2554（青みの緑）であり、薬院駅や六本松駅と共通のカラーです。運営については、橋本駅が管理を行い、JR九州サービスサポートが駅業務を受託する業務委託駅です。

歴史

茶山駅の設計は1999年7月から始まり、2004年7月31日に施工が完了しました。開業は2005年2月3日で、以来業務委託駅として運営されています。2019年4月には、管理が天神南管区駅から橋本管区駅に移管されました。最近では、2023年7月15日には、初めて追い山に対応するために茶山発の博多行き電車が運行されました。

駅の構造

茶山駅は島式ホームを2線備えた地下駅であり、城南学園通りの直下に位置しています。金山側には引き込み線も設置されています。駅の各階の面積は、地上174平方メートル、地下1階2,974平方メートル、地下2階3,087平方メートルです。この駅は、七隈線の中間地点に位置し、事務室や仮眠室、休憩室などの施設が充実しています。また、利用者の目を引く「個性化壁」には、赤茶色の大理石が使用されています。

利用状況

2023年度の茶山駅の1日平均乗車人員は2,676人に達しました。これは七隈線の開業から約10年経過し、初めて2,000人を越える記録となりました。これまでの乗車人員の推移については、各年度のデータが蓄積されており、年々利用者が増加していることが伺えます。

駅周辺の施設

駅の周辺には、便利な交通機関とともにさまざまな施設があります。1番出口を出ると、田島小学校や茶山カトリック幼稚園、福岡県自動車学校、友泉亭公園、イオンスタイル笹丘などがあります。2番出口を利用すると、福岡市立城南体育館やサニー茶山店、学校法人木村学園の茶山幼稚園、いくつかの福岡市立の学校（別府小学校、城南小学校、城南中学校）や福岡県立城南高等学校などが近くに位置しています。

隣接駅

さらに、茶山駅は福岡市交通局の七隈線の駅の一つで、隣接する金山駅（N08）や別府駅（N10）とともに便利なアクセスを提供しています。

茶山駅は、地域の交通の要所であり、周辺には教育機関や商業施設が集まっているため、地元住民や学生、訪れる人々にとって重要な場所となっています。

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