荷揚町

大分市荷揚町について

荷揚町（にあげまち）は、大分県大分市の中心部に位置する、丁目を持たない単独の町名です。住居表示が実施されており、府内城跡の北西に広がっています。

地理と概要

荷揚町は、北は中島西、東は城崎町、南は国道197号（昭和通り）を挟んで府内町、西は大分県道511号大分港線（中央通り）を挟んで都町と隣接しています。この地域は、かつて大分川の河口に位置していました。中世の大分川は現在よりも西側を流れており、河口もより内陸に入り込んでいたため、この場所は府内への船荷を降ろすのに適していました。そのため、「荷落（におとし）」と呼ばれていましたが、府内城が築かれた際に、縁起の良い「荷揚」という名前に改められました。

府内城築城以来、大分の行政の中心として発展し、現在も大分市役所をはじめとする多くの官公庁が集中しています。この地域は、歴史的な背景と現代の行政機能が融合した、大分市にとって重要なエリアと言えるでしょう。

歴史

荷揚町は、その名の通り、古くから船荷の揚げ降ろしが行われていた場所でした。府内城の築城とともに、行政の中心地としての役割を担うようになり、現在に至っています。

人口と世帯数

人口の変遷

国勢調査による人口の推移をみると、時代の変化とともに人口が増減していることがわかります。詳細は、実際の国勢調査のデータをご確認ください。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移も、人口と同様に変化が見られます。詳細なデータについては、関連する国勢調査資料を参照してください。

学区

荷揚町にお住まいの方が市立の小中学校に通う場合、学区は以下の通りです（2022年4月時点）。具体的な学校名については、大分市の教育委員会が提供する最新の情報をご確認ください。

事業所

2016年（平成28年）の経済センサス調査によると、荷揚町には一定数の事業所が存在し、多くの従業員が働いています。具体的な事業所数や従業員数については、経済センサスの詳細データをご参照ください。

交通

道路

荷揚町を通る主な道路は以下の通りです。

国道197号
大分県道511号大分港線

これらの道路は、市内外へのアクセスを支える重要な幹線道路となっています。

主要施設

荷揚町には、以下の公共施設や文化施設があります。

大分市役所
大分中央警察署
大分地方裁判所
大分家庭裁判所
大分地方検察庁
アートプラザ
大分市立荷揚町小学校
府内城跡
大分県立荷揚町体育館（2005年3月閉館）
大分文化会館（2013年10月閉館）

これらの施設は、地域の行政、司法、教育、文化活動を支えています。

その他

郵便番号：870-0046（集配局：大分中央郵便局）

まとめ

荷揚町は、大分市の行政と歴史の中心地であり、多くの公共施設が集まる重要な地区です。かつての「荷落」という名残を残しつつ、現在も大分市の発展を支えています。この地域は、過去と現在が融合した、魅力的な場所であると言えるでしょう。

参考文献

角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典 44 大分県』角川書店、1980年1月

外部リンク

* 大分県大分市荷揚町 (442010370) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット - Geoshapeリポジトリ

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