藤原竜之丞

藤原 竜之丞

ふじわら りゅうのすけ。

2002年10月10日生まれ。

ジャパンラグビーリーグワンに所属する狭山セコムラガッツに所属するラグビーユニオン選手。

学生時代の歩み

石川県の日本航空高等学校石川に進学し、ラグビー部で選手としての頭角を現す。高校1年次から全国レベルの舞台を経験し、同年の全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会（アシックスカップ）に出場するなど、早期から全国規模の大会でプレーする機会を得た。さらに、高校1年次の終盤に開催された全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会（通称：春の熊谷）では、強豪校が参加する中で先発メンバーとして出場機会を得るなど、早くからその才能の片鱗を見せた。高校2年次、そして最終学年である高校3年次には、多くのラグビー選手が目指す夢舞台である全国高等学校ラグビーフットボール大会（通称：花園）に連続出場を果たし、チームの中心選手として活躍。高校世代における主要な全国大会全てに出場するという貴重な経験を積み、選手としての総合力を高めた。

高校卒業後、西日本の強豪として知られる天理大学に進学。大学ラグビーという、さらにレベルの高い環境で厳しい競争に身を置くこととなる。日々の練習と努力によって着実に実力をつけ、大学3年次には主要メンバーとしてチームに不可欠な存在となる。同年の全国大学ラグビーフットボール選手権大会では、強豪相手に次々と勝利を収めるチームの躍進に大きく貢献し、チームを堂々のベスト4進出へと導く立役者の一人となった。最終学年となった大学4年次も引き続き中心選手としてチームを牽引。高いレベルでのパフォーマンスを維持し、同年の全国大学ラグビーフットボール選手権大会でベスト8入りを果たすなど、大学ラグビー界においても確固たる実績を残し、将来の可能性を示すこととなった。

プロフェッショナルキャリアへの挑戦

大学での輝かしい実績と将来性が認められ、国内最高峰のプロリーグであるジャパンラグビーリーグワンからの注目を集める。大学4年次の2025年2月には、リーグワンに所属する狭山セコムラガッツへの加入が正式に発表された。これは、卒業を待たずにリーグ戦に出場が可能なアーリーエントリー制度を利用したものであり、ルーキーながら即戦力として期待されていることの現れと言えるだろう。大学での学業を修了し、2025年3月に天理大学を卒業。学生ラグビーで確かな実績を積み上げた彼は、満を持してプロラグビー選手としての新たなキャリアをスタートさせた。狭山セコムラガッツの一員として、これからの日本のトップリーグでどのような活躍を見せるのか、今後の彼の成長とプレーに大きな期待が寄せられている。

もう一度検索