西寧曹家堡空港

西寧曹家堡国際空港

西寧曹家堡国際空港（せいねい そうかほ こくさいくうこう）は、中華人民共和国青海省海東市に位置する空港です。西寧市の中心部から約29kmの距離にあり、青海省における最大の空港として機能しています。比較的小規模な空港ではありますが、近年ではターミナルビルの拡張が行われ、旧ターミナルビルの拡張と新ターミナルビルの建設によって、その規模を拡大しています。

沿革

西寧曹家堡国際空港は、1989年10月27日に着工を開始し、1991年7月に工事が完了しました。同年12月27日に開港し、青海省の空の玄関口としての役割を担い始めました。その後、利用客数の増加に伴い、2004年10月には第一次拡張工事が開始され、2005年11月16日には新しいターミナルビルが完成し、使用が開始されました。これにより、空港のキャパシティが大幅に向上しました。

2007年6月27日には、税関、出入国管理、検疫（CIQ）施設が整備され、国際空港としての地位を確立しました。2008年9月29日には、初の国際便として香港線が就航し、国際線ネットワークが広がりました。さらに、2010年3月5日には、3,800mの滑走路増設を含む二次拡張工事が開始され、既存の滑走路の800m延長も行われ、より大型の航空機の離着陸が可能になりました。

就航路線

西寧曹家堡国際空港には、中国国内の主要都市を結ぶ路線に加え、国際線も就航しています。

国内線

中国国際航空：北京/首都、成都
中国東方航空：北京/首都、上海/虹橋、ゴルムド、西安、玉樹
中国南方航空：広州、西安、ウルムチ
海南航空：北京/首都、西安
深圳航空：深圳
四川航空：昆明、成都

国際線

深圳航空：香港
エバー航空：台北/桃園（2013年8月1日より就航開始予定）
中国国際航空：東京/成田（成都経由）
中国南方航空：クアラルンプール（長沙経由）
中国東方航空：バンコク
四川航空：ニャチャン（2019年1月28日より就航開始予定）


これらの路線は、ビジネスや観光目的で西寧を訪れる人々にとって、重要なアクセス手段となっています。特に、国際線の拡充は、青海省への国際的な交流を促進する上で大きな役割を果たしています。

関連項目

中華人民共和国の空港の一覧

外部リンク

西寧曹家堡空港（青海省民用機場有限責任公司） - ウェイバックマシン（2014年2月9日アーカイブ分）
* 西寧曹家堡空港（西部機場集団） - ウェイバックマシン（2015年5月27日アーカイブ分）

註釈・参考資料

（このセクションには、記事作成のために参照した資料などを記述します。具体的な参考文献や出典が提供されている場合、ここに記載します。）

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