西平井 (流山市)

千葉県流山市の西平井

西平井（にしひらい）は、千葉県流山市の南部に位置する地域で、郵便番号は270-0156です。この地域は、自然豊かなボーイスカウトの森があることで知られています。

地理

西平井は流山市の南部に広がり、東は思井、西は流山、南は鰭ケ崎、北は平和台と隣接しています。1998年度から2016年度にかけて、隣接する鰭ケ崎地区とともに土地区画整理事業が行われ、地域の整備が進められました。この区画整理によって、西平井はより住みやすい環境へと変化しました。

地価

住宅地の地価は、2015年1月1日の公示地価によると、西平井字谷新田476番4の地点で1平方メートルあたり12万5000円となっています。この価格は、西平井が住宅地として一定の価値を持っていることを示しています。

沿革

西平井の歴史は古く、1869年には葛飾県葛飾郡西平井村として記録されています。その後、廃藩置県や県の統合、郡の分割を経て、1889年には東葛飾郡流山町大字西平井となりました。1951年には周辺の村と合併し、江戸川町大字西平井となり、1952年に江戸川町が流山町に改称されたことで、再び流山町大字西平井となりました。1967年には市制施行により、流山市大字西平井となり、2019年には区画整理が行われ、西平井一丁目、二丁目、三丁目、大字西平井へとそれぞれ新設分離されました。この区画整理により、住所が変更され、同時に鰭ヶ崎二丁目、思井一丁目の一部も西平井二丁目に編入されました。郵便番号は変わらず、全域で270-0156です。

小字

西平井には、かつて25の小字が存在していました。これらの小字は、地域の歴史や文化を伝える上で重要な役割を果たしています。以下に、北から順に小字を列挙します。

谷新田（西部は昭和期に流山九丁目、北部は昭和期に平和台三丁目に編入）
横枕（北部は昭和期に平和台三丁目に編入）
道合（北部は昭和期に平和台四丁目に編入）
入谷津（北部は昭和期に平和台四丁目に編入）
二階畑
中堤
四斗蒔
西下
十二相
根郷
堂面
下塚田
町田
前谷津
根郷前
柳田（西部が昭和期に流山九丁目に編入）
沖田
槐戸
広田
向地
大崎
辻前
羽中
大境
釘貫

また、かつて存在した以下の小字は、昭和期の区画整理により消滅しました。

二ヶ谷（全域が昭和期に流山四丁目・平和台二丁目に編入）
上溜（全域が昭和期に平和台二丁目に編入）
大原（全域が昭和期に平和台四丁目に編入）
駒形（全域が昭和期に平和台四丁目に編入）
馬場（全域が昭和期に平和台四丁目に編入）
宮本（全域が昭和期に平和台四丁目に編入）
二ヶ谷羽中（全域が昭和期に平和台二・三丁目に編入）
上多下（全域が昭和期に平和台二・三丁目に編入）
大原下（全域が昭和期に平和台二・三・四丁目に編入）
庚塚（全域が昭和期に平和台四丁目に編入）

世帯数と人口

2021年6月1日現在の世帯数と人口については、具体的な数値が提供されていません。

小・中学校の学区

市立小・中学校の学区については、具体的な情報が提供されていません。

交通

西平井地区内には、東武バスの西柏09系統が走行しており、2つの停留所があります。また、流鉄流山線が平和台 - 鰭ヶ崎間で西平井南西部付近を通過し、つくばエクスプレスが西平井二丁目の東部付近を通っています。ただし、鉄道駅は地区内にはありません。過去には、流鉄が信号場設置を計画していましたが、輸送状況の低下により実現には至りませんでした。

施設

西平井には、ボーイスカウトの森（西平井字大崎）や本覚寺（西平井字根郷）などの施設があります。

脚注

[参考資料が必要]

関連項目

西平井

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